ヒマラヤ聖者、ライフマスター ヨグマタ相川圭子の変容への旅 （３）
９月に東京・西新宿で開催された「ヒマラヤ聖者と共に祈る平和の祭典2018」での筆者（左）とパイロットババ（右）
ヒマラヤの聖者をシッダーマスターとも言います。究極のサマディという意識状態に達した人のことです。日本でいう、「最終解脱を果たした」ということです。
私は今から30年以上前にヒマラヤ聖者のパイロットババが日本のテレビ出演でいらしたとき、そのプログラムのお手伝いをしました。当時私は伊勢丹などのデパートや読売文化センターなど、都内50カ所にヨガの教室を持っていて、今なお持っていますが、テレビ局から、ヒマラヤ聖者の番組の手伝いにお呼びがかかったのです。それが縁でパイロットババから招待を受け、ヒマラヤ秘境に赴き、究極のサマディの苦行を何年も行い、ついに成就したのです。その後、真理の証明のため、祝福を与えるために18年にわたり18回の公開アンダーグランドサマディを行いました。
私は究極のサマディを成し、人々を目覚めさせ、変容させ、幸せにする力を得たのです。私は神の橋となって、アヌグラハという神の恩寵を与えてあなたを変えられるのです。
シッダーディクシャは、ヒマラヤシッダー瞑想秘法を伝授するために入門する、入門式のことです。その時、シッダーマスターからシャクティパットというタッチで悟りのエネルギーが伝授されて、あなたは一瞬にして、心身魂が浄められて変容し、スピリチュアルな人に生まれ変わるのです。
人は常に心を自分と思い、比較やジャッジ、自他を攻撃する心、さらに、怒りや悲しみなど苦しみを作り出しています。ディクシャの後は魂とつながり、愛を生み、平和の人になります。いつも内側から平和と宇宙的愛が湧き出でるのです。
今の生き方は外側のものに集中して、それを集め依存しています。常にこだわり、心が働き、エネルギーが消耗しています。これからは常に内側から満ちて、愛と感謝をもって、さらには許しをもって生きていきます。気づきをもって正しさを選択して生きていくことができるのです。私はあなたの人生がより楽になるようにお手伝いしています。
（次回は12月15日号掲載）
〈筆者紹介〉
ヨグマタ 相川圭子（あいかわ・けいこ）
世界初の女性ヒマラヤ大聖者。標高5000メートルを超えるヒマラヤの秘境にて死を超える修行を重ね、神我一如に長い間とどまる最終段階のサマディに到達し、究極の真理を悟る。世界平和と真理の証明のためにインド各地で計18回公開サマディを行い、その偉業はインド中の尊敬を集める。2016年６月より３回国連本部で平和のスピーチを行う。現在、世界各国で法話と瞑想秘法伝授を行っている。17年４月よりＴＢＳラジオにて生き方を語る。
