世界80カ国以上から出展
「ジャパン・パビリオン」もにぎわい
北米最大規模の食品関連の総合展示会「Fancy Food Show」が6月29日から3日間、ニューヨークのジェイコブ・ジャビッツセンターで行われた。毎年夏と冬に2回開催される同ショーは、毎年参加企業だけでなく来場者も増えており、ことしは世界80カ国から2400社以上が出展した。
主な出展商品は、チーズ、コーヒー、スナック、スパイス、エスニック関連、自然食品、オーガニック食品などで、260万種類以上の商品が紹介された。また、それら商品を品定めしようと、世界中から4万人を超えるバイヤーらが会場に詰め掛けた。
会場の一角には日本貿易振興機構(JETRO)の支援による「ジャパン・パビリオン」も設置され、飲料水や各量販店・飲食店のプロモーション商品製造を行う清涼飲料メーカー、サーフビバレッジ(東京都渋谷区)や、かつお節製造および乾物等の卸を行う京都鰹節株式会社(京都市南区)など、10社ほどが出展。漬け物のあぶくま食品株式会社(福島県伊達市)は人気商品「Baby Peach(早摘み桃)」を紹介、バイヤーに向けてアピールした。
次回、冬の「Fancy Food Show」は、来年1月11日からサンフランシスコで開催される。
(「WEEKLY Biz」(ニューヨーク)2014年7月12日号掲載)