「いきなり!ステーキ」がNYに海外1号店

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ボビー・バレンタイン氏ら駆け付け盛大なセレモニー

ペッパーフードサービス(一瀬邦夫・代表取締役社長)が店舗展開をしている大人気立ち食いステーキ店「いきなり!ステーキ」が、2月23日、イーストビレッジ(90 E 10th St)にオープンした。

 

(左から)Ikinari Steak USAの槌山隆社長、元ニューヨーク・メッツ監督のボビー・バレンタイン氏、ペッパーフードサービスの一瀬邦夫・代表取締役社長、スーザン大沼・日系人会会長、Aurora Packing Company Incorporatedの梅崎・最高業務責任者=2月23日、ニューヨーク(撮影:池浦)

(左から)Ikinari Steak USAの槌山隆社長、元ニューヨーク・メッツ監督のボビー・バレンタイン氏、ペッパーフードサービスの一瀬邦夫・代表取締役社長、スーザン大沼・日系人会会長、Aurora Packing Company Incorporatedの梅崎・最高業務責任者=2月23日、ニューヨーク(撮影:池浦)

 

手頃な価格で本格的なステーキを気軽に食べられるというコンセプトの同店は21日、オープンに先駆け報道関係者向け記者会見が行い、試食会も同日開催した。オープン当日にはテープカットとともに盛大なセレモニーが行われた。

「いきなり!ステーキ」は同社が2013年のオープン以来わずか3年で116店舗を超えて展開する立ち食いステーキ専門チェーン。同社の海外初進出となるこの店では、暑い鉄板にのせられた、ステーキハウス顔負けの肉厚ステーキに特製しょうゆベースのソースをかけ、好みでわさびなどの味付けができる形で提供。「肉マイレージ」という食べた記録を記憶に残すことができるアプリケーションシステムなど日本と同じサービスが受けられる。

「リブアイ(250グラム)」(撮影:吉田)

「リブアイ(250グラム)」(撮影:吉田)

さらに「新しいオーダーカット(量り売り)スタイルのステーキを『J―STEAK(ジェイ・ステーキ)』と名付けニューヨーカーに紹介し、アメリカの新たな食文化へと発展させていきたい」と語る一瀬社長。将来的には多店舗展開も視野に入れているという。

米国でも日本同様、グラム単位でリブアイやサーロイン、ヒレを量り売りをし、ヒレ200グラムで22ドル、リブアイ300グラムで27ドルと、高級店に比べると手頃だ。

(2017年3月4日号掲載)

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