史上最高額に
マンハッタンで、コンドミニアムやアパートの1戸の販売価格の平均が100万ドルを超え、史上最高額に達したとの調査結果が12月16日、発表された。
これはニューヨークの不動産情報を扱うウェブサイト「シティーリアルティー(CityRealty)」が、2015年を総括する報告書の中で発表したもので、1戸の販売価格の中央値は昨年の97万ドルから110万ドルに上昇、ミッドタウンやダウンタウンのいくつかの住宅団地の新設によるものではないかと分析している。
一方、販売戸数は伸びを見せておらず、昨年の1万2900戸に対し、ことしは1万2700戸に留まった。同社は、広報担当者のギャビー・ワルシャワー氏を通じ、最高級物件を志向する人の数は、緩やかに少なくなっている模様とのコメントも発表した。