安倍首相夫人、ブルックリンのPS147を視察

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市立小で初めて日英バイリンガルプログラム実施の小学校

安倍晋三首相夫人の昭恵さんが19日、ニューヨーク市立小学校として初めての日本語・英語バイリンガルプログラムを実施しているブルックリンのPS147を視察した。

PS147の教職員らと撮影に応じる安倍晋三首相夫人の昭恵さん(中央)。前列左端は髙橋礼一郎在ニューヨーク総領事・大使夫人=19日、ニューヨーク(撮影:山田茜)

PS147の教職員らと撮影に応じる安倍晋三首相夫人の昭恵さん(中央)。前列左端は髙橋礼一郎在ニューヨーク総領事・大使夫人=19日、ニューヨーク(撮影:山田茜)

同校は、2015年度より本プログラムをキンダーガーデンで開始。市内にある小・中・高校合わせた約1800の学校のうち、バイリンガル教育のプログラムがあるのは486校。西海岸地域など米国内では一部で日本語・英語のプログラムが実施されている学校はあったが、ニューヨークで実施されるのはこの学校が初めてだ。2年目となる今年は、1年生1クラス(15人)、キンダーガーデン1クラス(24人)で実施。1年生のクラスでは、国語や数学は英語で、社会、理科、美術、音楽の授業は日本語で行っている。

歓迎セレモニーでは、昭恵さんから同校のサンドラ・ノヨラ校長に、国際交流基金(Japan Foundation)からの3万ドルの寄付が贈与された。この寄付は昨年に続き贈られるもので、教師たちの給与などに充てられるという。

昭恵さんはセレモニー後、実際の授業風景を視察し、1年生クラスでは子供たちが日本語で簡単なゲームを行う様子を見学した。最後には子供たちから、夫人へのプレゼントとして「きらきら星」の歌が英語と日本語の両方で披露された。

(2016年9月24日号掲載)

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