10/5 宮城道雄没60年記念演奏会

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コロンビア大学中世日本研究所・日本文化戦略研究所主催

Merkin Concert Hallで入場無料

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コロンビア大学中世日本研究所・日本文化戦略研究所では10月5日(水)、故宮城道雄=提供写真=の没後60年を記念する行事の一環として筝(こと)に焦点を当てた演奏会を開催する。

筝の演奏家としてはもちろん、筝の可能性を広げた革新的な音楽家であった宮城の名前を知らない人でも、「春の海」のメロディーにはなじみがあるだろう。より多くの日本人に、さらにはグローバルな舞台に筝を広めたパイオニアとしての宮城をテーマに、21世紀における“お筝”の行方を探る。

今回の演奏会では宮城の革新的な側面に光を当てつつ、その精神をいわば引き継ぐような革新的な“お筝”の作品を中心とした作品も紹介する。前半は、晩年に欧州に出掛けた折に作られた即興的作品「ロンドンの夜の雨」、生田流と山田流の合奏という当時異例の試みであった「さし添う光」、ヤッシャ・ハイフェッツが演奏するアントニオ・バッジーニのバイオリン曲「妖精の踊り」がヒントとなり十七絃を初めて用いた成功作と言われる「落葉の踊」、モーリス・ラヴェルのピアノ作品「水の戯れ」に影響を受けた「瀬音」という宮城作品でまとめる。

後半では、野坂操壽さんとともに二十絃を開発した故三木稔さんの「華やぎ」、宮城さんの革新的精神を引き継いだ沢井忠夫さんの「鳥のように」、ロンドンを拠点に活躍する藤倉大さんの「Cutting Sky」を紹介。
演奏会最後は宮城さんの代表曲とも言える「春の海」を組み込む。尺八パートをヴァイオリンやフルートで演奏し、今回は尺八に加えてビオラを採り入れている。「新しい試みにご期待ください」と主催者。

◇演奏曲目
宮城道雄・作「ロンドンの夜の雨」(筝独奏)
宮城道雄・作「さしそう光」(筝二重奏)
宮城道雄・作「落葉の踊」(筝、十七絃、三味線)
宮城道雄・作「瀬音」(筝、十七絃)
三木稔・作「華やぎ」(二十絃独奏)
沢井忠夫・作「鳥のように」(筝独奏)
藤倉大・作「Cutting Sky」(筝、ビオラ)
宮城道雄・作「春の海」(筝、尺八・ビオラ)

◇出演(アルファベット順)
深海さとみ(筝)、ステファニー・グリフィン(ビオラ)、石榑雅代(筝)、金子純恵(筝)、木村伶香能(筝、三味線)、黒澤有美(十七絃、二十絃)、ジェームズ如楽シュレファー(尺八)

◇企画・主催:コロンビア大学中世日本研究所・日本文化戦略研究所
◇助成:東芝国際交流財団、味の素ノースアメリカ社、The Japan Foundation, New York

■概要
【日時】10月5日(水)午後7時半開演(午後7時開場)
【会場】Merkin Concert Hall
【場所】129 W 67th St
【チケット】入場無料
【予約】大まかな観客数把握のため、www.medievaljapanesestudies.orgで事前登録が必要。無料公開演奏会という性格上、座席は当日の先着順になる
【問い合わせ・詳細】コロンビア大学中世日本研究所・日本文化戦略研究所
電話:212-854-7403、Eメール:medievaljapan@columbia.edu

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