講談社インターナショナル / USA、米国進出50周年パーティー

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NY公共図書館で盛大に

坂本龍一さんら多数駆け付け

日本で出版業界トップの講談社(代表取締役社長・野間省伸氏)の子会社である「講談社インターナショナル/USA株式会社(Kodansha International / USA, Inc.)」が今年、米国進出50年を迎えた。それを記念して、9月19日、ニューヨーク・ミッドタウンにあるニューヨーク公共図書館でパーティーが行われた。

(左から)ピーター・グリーリ氏、野間省伸講談社社長、坂本龍一氏、司会のジョン・ホイーラー氏=19日、ニューヨーク公共図書館(提供写真)

(左から)ピーター・グリーリ氏、野間省伸講談社社長、坂本龍一氏、司会のジョン・ホイーラー氏=19日、ニューヨーク(提供写真)

歴史ある図書館のホールで盛大に行われたパーティーには、野間社長も日本から駆け付け、日米メディアおよび出版社、著者、翻訳者、デザイナー(出版)、印刷会社や銀行ほか、日頃、取引のある会社のクライアントや、会社のAlumni(OB、OG)ら250人が出席。

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パーティーの模様(提供写真)

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パーティー会場の天井に映し出された50周年を記念したロゴ(提供写真)

村上春樹さんの小説の翻訳で欧米人に広く知られるジェイ・ルービン(Jay Rubin)氏、ボストン日本協会特別顧問のピーター・グリーリ(Peter Grilli)氏ほか、在ニューヨーク総領事館の相航一広報センター長が、髙橋礼一郎総領事・大使の祝辞を読み上げた。音楽家の坂本龍一さんの姿もあった。

村上春樹さんからもメッセージ

また、作家の村上春樹さんから「御社のこれからのさらなる発展を祈っています。時代が変化しても、いつまでもポジティブな気概を失わないでほしいです。」とメッセージが寄せられた。

2008年には、将来を見据えて「Kodansha USA, Inc.」(COO・作田貴志氏)を設立。ホールディングカンパニーとして4社を傘下に置き、それら子会社から、日本の小説や、「進撃の巨人(Attack on Titan)」も含む人気コミックを英語に翻訳して、プリント版、デジタル版の両方で出版している。また出版社としても「日本語教育本」、「日本武術本」、「日本文化本」の3ジャンルの出版物を刊行している。

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Kodansha USA, Inc.が出版している日本を紹介する数々の著作(提供写真)

Kodansha USA, Inc.の詳細はwww.kodanshausa.com参照。

(2016年9月24日号掲載)

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