運転中のテキスト使用に注意報!

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4年で8.4倍増で、州知事が動いた

ニューヨーク州内で運転中にテキスト・メッセージを使用したことにより検挙された延べ人数が、2011年から15年の4年間で8.4倍に増えていたことが分かった。

イメージ写真(本文とは関係ありません)

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これはアンドリュー・クオモ州知事が4月始めに発表したデータで、州警察が検挙した違反数を比較したことで発覚したという。11年には違反数は9015件。これに対し15年は8万4720件と大幅に増加していた。

違反点数が増える可能性も

この増加傾向に対し、州知事は「運転中にテキストを使用して検挙された場合に加算される違反点数」を2点から3点に増やすよう州陸運局(DMV)に指示しており、15年にはさらにこれが5点にまで引き上げられていたが、違反抑制にはつながらなかった。さらに、知事は仮免許保持者や学生ドライバーがテキスト使用で検挙された場合の罰金を引き上げる法案に署名している。

同法案においては、初犯の場合120日間の免許停止、初犯から6カ月以内の再犯では1年間の免許停止処分となる。テキスト使用に比べて、運転中に携帯電話で通話をして検挙される人の数は減少しており、11年は24万8540件、15年には13万2028件に減少しているという。

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