米大統領選で基本政策を称賛
米紙ニューヨーク・タイムズ=写真=は1月30日、大統領選の民主党候補であるヒラリー・クリントン前国務長官(68)への支持を表明した。
同紙は電子版の社説で、国務長官としての功績や上院議員としての経験に加え、「中産階級に希望を与え、女性の権利を拡大し、不法移民の滞在に合法性の機会をもたらし、米国の安全を維持する」というクリントン氏の基本政策を称賛し、「近代史上最も適任な大統領候補者の一人だ」と評価した。
一方で指名争いのライバルであるバーニー・サンダース上院議員(74)については、「大銀行の解体や医療制度改革案など政策の一部において現実的でない」と指摘している。