MTA、有名な公衆安全広告を刷新
ニューヨーク州都市交通局(MTA)では、2001年に起きた同時多発テロの後にスタートして有名になった広告「See something, say something(何か見つけたら、伝えてください)」の広告を2016年版に刷新したことを発表した。
21日、グランドセントラル駅でお披露目された新広告では、実際に何かを発見してMTAや警察へ連絡を入れた56人のMTA利用者の顔写真が掲載されている。新しい広告では「ニューヨーカー自身がニューヨークの安全を守る」という新しいキャッチコピーが使用される。
オンラインやフェイスブックで公開されている同広告のPR動画では、利用者たちがお互いに、疑わしい荷物や怪しい行為を報告し合う様子が映し出されている。
MTAの最高経営責任者、トーマス・プレンダーガスト氏は「私たちのゴールは利用者の皆さんに、MTAや警察へ報告を入れていただくことがどんなに簡単なことかを理解してもらうことです」と話した。
また、MTAはこのキャンペーンの制作には200万ドルが要され、費用は国土安全保障省からのファンドによってまかなわれたこと発表した。
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