作曲家・ジャズピアニストの宮嶋みぎわさん副プロデューサーで参加
(上)「The Vanguard Jazz Orchestra」のメンバー(下)副プロデューサーを務めた宮嶋みぎわさん(ⓒ逢坂憲吾) |
ニューヨークの老舗ジャズクラブ「The Village Vanguard」(178 7th Ave)で演奏し続けて48年の歴史を持つジャズバンド「The Vanguard Jazz Orchestra(ザ・ヴァンガード・ジャズ・オーケストラ)」が今年発表したCD「OverTime / Music of Bob Brookmeyer」が、第57回グラミー賞のBest Large Jazz Ensemble部門にノミネートされた。
近年、同バンドがリリースするアルバムは常にグラミー賞ノミネート入りを果たし、世界的にも高い評価を得ている。音楽界きっての精鋭スタッフと音楽家が参加する彼らのCD制作チームにはニューヨーク在住の日本人作曲家でジャズピアニストの宮嶋みぎわさんが副プロデューサーとして参加している。
宮嶋さんは前作「Forever Lasting – Live in Tokyo」が日本で制作された折に副プロデューサーとして参加。同作品は第54回グラミー賞にノミネートされている。その手腕を買われ、ニューヨーク制作となった本作にも参加し、第57回グラミー賞にもノミネートされたことで同バンドとのプロジェクトで、2連続ノミネートの快挙となった。
第57回グラミー賞授賞式は現地時間来年2月8日にロサンゼルスで開催される。この模様は世界に向けて中継される。
The Vanguard Jazz Orchestraの詳細は、(www.vanguardjazzorchestra.com)を参照。日本語での問い合わせは、617-903-8917まで。
(「WEEKLY Biz」(ニューヨーク)2014年12月13日号掲載)