130人が参列、和やかに
ニューヨーク日系ライオンズクラブは3月25日、マンハッタンにあるイェールクラブの大ホールでチャーターナイト39周年記念式典を開催した。
1978年12月に認証された同クラブの式典には髙橋礼一郎在ニューヨーク総領事・大使ら130人が参列した。集まった女性の中には、ドレス姿だけでなく、着物姿も見掛けられ式典に花を添えた。
式典では開会あいさつ、「Pledge of Allegiance」に続き、日米両国の国歌が歌われた。国歌斉唱の後はニューヨーク仏教連盟の会長中垣顕實氏による「祈り」がささげられた。「鈴」(りん)が鳴らされ、参列者は手を合わせ、真剣に祈っていた。
髙橋総領事・大使、ライオンズクラブ地区ガバナーのGuillermo A. Perez氏、元ライオンズクラブ国際会長のアルバート・ブランデル氏、元ライオンズクラブ国際理事のスティーブン・テゥレマロリ氏らが来賓として紹介された。
同クラブ会長の山岸正明氏が歓迎のあいさつを述べた後、髙橋総領事・大使が祝辞を述べた。Guillermo A. Perez氏、アルバート・ブランデル氏がこれに続いた。
また、同クラブから感謝状の授与式も行われた。ますは、陸上自衛隊の塚本貴義3等陸佐が同クラブ催行のウエストポイントへのチャリティーバスツアー(昨年9月12日実施)について企画段階から当日の案内まで多大な尽力があったとのことで授与された。次に、ニューヨーク歴史問題研究会がチャリティーバスツアー、春のサクラヘルスフェア、秋のシニアウイークなどのイベントで近年の同クラブへの協力に際し、代表として高崎康裕会長に授与された。最後に成嶋梨江・IFAクリスタルフラワーデザイナーズ専務理事が授与された。
また、現ライオンズクラブ国際協会会長の山田實紘(じつひろ)氏からの感謝状が、テゥレマロリ氏より、同クラブの山岸正明会長、理事で元会長の伊藤リキ氏に授与された。
ジャズピアニスト兼作編曲家の宮嶋みぎわさんとジャズバイオリニストのメグ・オークラさんのセッションも行われ、参列者は豪華な夕食とともに楽しんだ。
サイレントオークションやラッフルも行われ、終始和やかな雰囲気の中、旧交を温める場面も多く見られた。
(2016年4月2日号掲載)