「YouTube Space NY」で ドラックス・プロジェクトがトークとライブ ニューヨーカーら盛り上がる

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トークショーの模様。(左から)ギタリストのベン・オレアリー、ボーカル兼サックスのシャーン・シング、ベーシストのサム・トムソン、ドラマーのマット・ビーチェン=10日、ニューヨーク(撮影:田部井)

チェルシー・マーケット内にある「ユーチューブ」クリエーターらを対象としたイベントスペース「ユーチューブ・スペース・ニューヨーク(YouTube Space NY」)で10日、ニュージーランド出身の4人組バンド、ドラックス・プロジェクト(Drax Project)がトークショーとライブパフォーマンスを行った。

ジャズを学ぶ音楽生によって2014年に結成されたドラックス・プロジェクト。ジャズやR&B、ポップミュージックをミックスした幅広い音楽性を持ち合わせ、世界から注目を集めている。17年に楽曲「Woke Up Late」がラジオやオンラインで配信されると、大ヒットとなり、世界的に一躍有名になった。

ニューアルバム『ドラックス・プロジェクト』リリースを記念して開催された同イベントには多くのニューヨーカーが押し寄せ、会場の奥まで来場者であふれた。トークショーでは、メンバーがバンド結成秘話や米国とニュージーランドの違い、そしてニューアルバムやワールドツアーへの意欲を語った。メンバーは観客に語り掛けるようにインタビューに答え、会場が笑いに包まれる場面も。

パフォーマンスでは、彼らの代表曲とニューアルバム収録曲を披露。音楽界の新星によって現地の観客は大いに盛り上がり、大盛況の内に幕を閉じた。

高性能の音響と照明で、ライブ・パフォーマンスはより一層盛り上がった=10月10日、ニューヨーク(撮影:田部井)

高性能の音響と照明で、ライブ・パフォーマンスはより一層盛り上がった=10月10日、ニューヨーク(撮影:田部井)

たくさんのニューヨーカーが訪れ、会場は熱気に包まれた=10月10日、ニューヨーク(撮影:田部井)

たくさんのニューヨーカーが訪れ、会場は熱気に包まれた=10月10日、ニューヨーク(撮影:田部井)

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会場となったユーチューブ・スペース(www.youtube.com/space)は、クリエーターやアーティストの創造の場として、東京を含め世界10カ所に拠点を構えている。撮影スタジオだけでなく、イベント会場やワークショップ開催も実施。さらに、最先端の機材レンタルや編集作業のデバイスもそろい、幅広く活用されている。

YouTube Spaceの入り口=10月10日、ニューヨーク(撮影:田部井)

YouTube Spaceの入り口=10月10日、ニューヨーク(撮影:田部井)

(2019年10月19日号掲載)

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