パフォーマンス目玉にAKB48
ニューヨークのセントラルパークで5月10日に開催される「Japan Day @セントラルパーク 2015」の記者発表が8日、在ニューヨーク日本国総領事館大使公邸で行われ、メーン会場となるBandshellステージ(メーン入り口・69丁目と5番街)でのパフォーマンスや、フードとアクティビティーテントを中心としたさまざまなイベントの詳細が発表された。
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今年で9回目となる同イベントは、日本文化の紹介とともに、日米市民の交流を深め日系コミュニティーのつながりを広める場となっている。昨年は約5万人の来場者を迎え、好評を得た。
記者会見で、髙橋礼一郎総領事・大使は「(JAPAN DAYは)ニューヨーカーの憩いの場であるセントラルパークが日本に向けての窓口となるイベントです。より多くの方々にこのイベントの魅力を知ってもらい、昨年にも増して盛り上がることを期待しています。日米間の友好関係に一層の進化につながることを信じています」とイベントへの意気込みを語った。
新アクティビティーフードも登場
イベント当日は、例年同様に九つのアクティビティーテントや六つの無料で提供されるフードブース、さらに12演目あるステージプログラムが設けられる。今年はアクティビティーテントにジャパン・レール・スタンプラリーが、フードテントにはおにぎりと焼きそばが新しく登場する。 ステージプログラムでは目玉企画として、アイドルグループ「AKB48」の小嶋陽菜さんをはじめとするメンバー6人も登場する。
桜植樹の寄付今年も募る
2009年から行われている桜の植樹用の寄付を集めるチャリティー活動は今年も引き続き行われ、寄付5000ドルにつき1本の桜の苗木がセントラルパークに植樹される。イベント当日には来場者からの寄付を受け付けるためのチャリティー・テントを設置。寄付20ドルにつき、アートコンテスト最優秀賞作品のデザインがあしらわれたJapan DayオリジナルTシャツが贈呈される。
アートコンテスト最優秀賞にマーシー・イチムラさん
会見ではイベントのメーンビジュアルとなるアート作品の結果発表も行われ、最優秀賞に選ばれたハワイ生まれの3D/vfxアーティストのマーシー・イチムラさんの作品も披露された。 同作は、セントラルパークを折り紙とデジタル編集で表現。マーシーさんは「日本の伝統文化である折り紙と最新デジタル技術を組み合わせ、見ている人たちの想像力をかき立てるようなユニークで幻想的な雰囲気を作り上げたかった」と語った。
【日時】5月10日(日)(雨天決行)ジャパンラン:午前8時半〜、アクティビティーテント:午前9時半〜午後4時、フードテント:午前10時半〜、ステージプログラム:午前10時半〜午後3時50分
【入場】無料
【会場】Bandshell, Central Park(メーン入り口:69th St & 5th Ave)
【ウェブ】www.japandaynyc.org
(「WEEKLY Biz」(ニューヨーク)2015年4月18日号掲載)