モーニング娘。’18 インタビュー 日本と海外のファンがお友達になれる輪を作りたい

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モーニング娘。'18

「ガチ!」BOUT. 274
アイドルグループ モーニング娘。’18に聞く

4年ぶり2回目のNY公演、大盛況

メンバーの卒業、加入を繰り返し、デビューから20年経った今も進化し続けているアイドルグループ「モーニング娘。」。昨年11月には、ニューヨークで行われたアニソンライブイベント「Anisong World Matsuri at Anime NYC 2018」の2日目公演に出演し、2度目となるニューヨーク公演を成功させた。同公演後に卒業を控えたメンバーの飯窪春菜さんをはじめ、「モーニング娘。’18(もーにんぐむすめ・わんえいと)」のメンバーにニューヨーク公演前日に話を聞いた。(現在の名称は「モーニング娘。’19」)(聞き手・高橋克明)

今のお気持ちを教えてください。

譜久村 1度、経験がある街での2度目というのはすごくうれしくて。特にニューヨークは、私にとって初めての海外公演の場所だったので、また思い出の地にこうして後輩を連れて来られたことがすごくうれしいです。

羽賀 今高校2年生の16歳なんですけど、今まで何度か海外にお仕事で来させていただいた中で、ニューヨークは、お仕事でもプライベートでも初めてだったんですね。で、ニューヨークって、私にとって、すごい憧れの街で、すごくおしゃれなイメージもありましたし、この街の楽しい話をメンバーから以前、聞いてもいたので、「あ、そんな楽しいニューヨークに私も行けるんだ!」っていう楽しみがすごく大きくて。

…観光気分…ですね。(笑)

一同 (爆笑)

羽賀 そうです。(笑)(きっぱり)

譜久村 聖、羽賀 朱音

譜久村 聖、羽賀 朱音

今回は3週間弱の滞在ということで、プライベートな時間もかなり取れますもんね。

石田 えっと、チェルシーマーケットにメンバーと行って、みんなで結構な数のブラウニーをお買い物したりだとか、マンハッタンブリッジに写真を撮りに行ったんですけど、寒すぎて、一瞬しか滞在できなかったりだとか(笑)。寒い、寒い、寒い~!ってスグ終わっちゃいました。

野中 タイムズスクエアが一番ニューヨークっぽいので、その雰囲気をすごく楽しませていただきました。ニューヨークのど真ん中のそのタイムズスクエアで、今、日本ですごく流行(はや)っているDA PUMPさんの「USA」という曲をメンバーと一緒に踊ったりして。振り付けが日本で話題になっていて、それにちょっと引っ掛けて踊りました。

海外での公演も多いですが、ニューヨークでの公演はどんなお気持ちですか。

小田 やっぱり音楽の本場っていう感じがするので、何か、ここの方に認めてもらえたら、うれしい気がします。私たちの曲を作ってくださるつんくさんも、いつも「海外に通じる音楽を作るから」って言ってくださるので。ブロードウェイとかをいつも見ているニューヨークの方が私たちの曲で一緒に盛り上がってくださったら、音楽をやる人として、光栄なことだなと思います。

小田 さくら、飯窪 春菜

小田 さくら、飯窪 春菜

そして12月には飯窪(いいくぼ)さんが卒業されます。今のお気持ちはいかがですか。

飯窪 卒業を目の前にこうやってニューヨークで公演できるっていうのはすごくうれしいですし、私はすごく漫画が好きなので、今回のアニソンワールド祭りという、大好きなオタクイベントに参加することができることも、うれしく思います。

生田 私、アシュレイ・ティスデイルさんという、ディズニーの映画とかによく出てらっしゃる女優さんがすごく大好きで、彼女が『ハイスクール・ミュージカル』っていう作品の中で、ニューヨークのステージに憧れるっていうシーンがあるんですけど、今回、私はそこに立てるんだぁって。もちろん今回はアニソンワールド祭りっていうイベントの中なんですけれど、でも、ニューヨークのステージって誰しもが憧れてる場所で、そこに立てることがとても幸せです。

森戸 知沙希、横山 玲奈

森戸 知沙希、横山 玲奈

ことしはモーニング娘。20周年ということで、とても忙しい一年を過ごされたと思います。あらためて、今年一年はどんな年でしたでしょうか。

森戸 2018年は本当にいろんなことがあって、私は特に初めて海外公演やらせてもらったことがすごく印象に残ってます。先日メキシコでの初の海外公演があったんですけど、メキシコでモーニング娘。自体がコンサートやるのが初めてだったし、私も海外でのコンサートっていうものが初めてだったので、すごく楽しみにしていたので。やっぱり日本の方とちょっと違った新鮮さとかがあって、海外の人からの盛り上がりを、生で実感できたことは、ほんとにすてきな一年になったなって思います。来年も、ニューヨークとか海外でコンサートが出来たらいいなって思ってます。

横山 えっと、20周年を迎えたことで、今年はほんとにたくさんの経験をさせていただいて、で、飯窪春菜さんの卒業が決まってるんですけれども、今年はどんどんメンバーが変わっていって、どんどん新しいモーニング娘。を見せることができたんじゃないかなって思っています。来年からはその新しいモーニング娘。として、21年目、22年目と進化していけるように、いろんなお仕事にも挑戦していけたらと思っています。

小田 20周年ということでOGの先輩とコラボすることが多かったりだとか、歴史を振り返る番組が多かったりっていうことで、あらためてモーニング娘。がいかにして20年続いてやってきたかっていうのを感じることがほんとに多かった一年でした。あらためて、いろんな人に支えられてたんだなって感じて、原点に愛があるっていうグループだなって感じました。あのー、その続いてきたものを、続けていくのが今の私たちなんだっていうのをあらためて、自分で感じて、もうしっかりしなきゃいけないって身が引き締まった一年でもあったので。今後に続けていけるように、もちろん今は目の前にあることをしっかりやる。今日はニューヨークのことをしっかりやる、って思ってます。毎日ちょっとしたこともサボらずに続けていけたらなって思ってます。

野中 美希、牧野 真莉愛

野中 美希、牧野 真莉愛

野中 私は、個人的には、小さい時にアメリカに8年住んでいて、英語と日本語ができるので、グローバル担当って言わせていただいているんですよ。なので今年はメキシコ・アメリカと続けて行くことができて、結構、海外への視野が広がってきているなと思って、ワクワクした一年でした。個人的にもNBA(米プロバスケットボール協会)のアンバサダーに選んでいただいて、その活動も始まったのも2018年だったので、今後はもっともっと海外に進出できるように、私はその懸け橋になりたいと思ってます。最近ではバイリンガルじゃ足りないと思って、トリリンガルになるべく、韓国語も始めたので、そういうのもいろいろやってみて、チャレンジを広げていけたらいいなと思っています。

牧野 えっと、私は、ニューヨーク・ヤンキースが大好きなので、今回ニューヨークに来ることができてすごくうれしいです。モーニング娘。としてニューヨークでコンサートできるのもうれしいんですけど、来年はヤンキースタジアムに行って、試合も観たいと思ってます!(笑)

羽賀 今年はメンバーの夢が叶うことがすごく多かったんじゃないかなと思ってます。夏には「ロック・イン・ジャパン・フェスティバル2018」っていうフェスにも出させていただけたりとか、初めてのメキシコ公演や、今回の憧れていたニューヨーク公演だったりとか、いろんな夢が叶ったと思うんです。今後もワールド・ツアーとかもできたらいいなっていう夢はあるので、世界平和やいろんな夢を描いているので、そんな夢を来年からどんどんどんどん、叶えていけたらうれしいなと思います。

石田 亜佑美、加賀 楓

石田 亜佑美、加賀 楓

加賀 2018年はモーニング娘。の20周年とハロー!プロジェクトの20周年ということで、ハロー!プロジェクト全体で、これまでのイベントがスペシャルになったりとか、初の試みとして今までやってこなかった種類のイベントをたくさんやらせていただいたんですけれども、ハロー!プロジェクトが20年続けてこられたのは、これまでの先輩方のおかげだなとも思いますし、これからのハロー!プロジェクトを続けていくのは、今のメンバーであって、世界中に愛されるモーニング娘。とハロー!プロジェクトを作り上げていくのが今の私たちの役目の一つだなぁってこのメキシコ公演と、ニューヨークに来て、いろんな方と触れ合って感じたことなので、はい、2019年もハロー!プロジェクトとモーニング娘。を世界中に届けていきたいと思います。

石田 私の2018年は、人見知りが治った一年だったなって思うんですよ。一人でテレビ番組のロケをさせていただいた時とかも、街の人と積極的に話し掛けられるようになって。メキシコに行った時も「HOLA!(こんにちは!)」って取りあえずあいさつしたら皆さん返してくれて、そういう出会いがすごく楽しかったので、それを通してモーニング娘。のことをアピールできたりもしたので、2019年はさらにモーニング娘。のファンの方の輪を広げていくために、いろんな方との交流を持ちたいなって思っています。

飯窪 12月には卒業するんですけれども、2018年は自分の人生観が変わった年だったかなって思います。モーニング娘。の20周年だけじゃなくて、自分の将来についても考えることができる年だったので、今後の人生は、今のところ不安はないです、はい。今までも、お勧めの漫画とか発信することをずっと何年も続けてきていたので、2019年以降は、一人でも、アニソンワールド祭りだけじゃなくて、ジャパンエキスポとかそういう漫画のイベントにまた出られるように頑張りたいなと思います。

生田 2018年は個々でがんばれた年だったなと思うんですけれども、あのー、石田亜佑美ちゃんは地元でもお仕事したりとか、野中ちゃんは海外でのNBAのアンバサダーだったりとか、ワタシ的には個人的にはゴルフをやってるので、ゴルフでのお仕事がすごく多かった年だったなと思っていて、2019年は個人的に自分の特技でがんばれたなっていう部分をもっともっと広げていきたいなと思います。ゴルフは世界共通のスポーツなので、海外でもゴルフのお仕事ができるようにがんばれたらなっていうふうに思います。

生田 衣梨奈、佐藤 優樹

生田 衣梨奈、佐藤 優樹

佐藤 私、あの、今年、インフルエンザからスタートしたんですけど、どんな一年になるのかなとすごい不気味というか、すごい不安だったんですが、でもここまで来れたので良かったです(笑)。インフルエンザの予防接種をしたんですよ、最近! そしたらめちゃめちゃ腫れたんですね! 来年は、インフルエンザで始まらないように気をつけるのが今の目標です!

はい。………え! 以上ですか!?

一同 (笑)

佐藤 あ、じゃあ、えええと……………。

あ…なければ(笑)。だいじょ…。

佐藤 あ! 無難なメンバーにならない!

…?

佐藤 分かります? 私が言ってること。

なんとなく。

佐藤 怪物になりたいんですよ!

あ。分からなくなりました。

一同 (笑)

佐藤 無難なグループにならないっていう目標と、自分的には怪物になりたいと思ってるので。ウフフフ…ぜひ(日本)武道館にも来てください。

ありがとうございます(笑)。では、総括を譜久村さん、お願いします。

譜久村 はい。あの、海外に行ける年も行けない年もあるので、やはり、こうして来られることはとてもうれしいんですけど、その中でもやっぱり、今回ニューヨークに来れたことと、私個人としては、ハワイで写真集の撮影をして、『MAKANA』という写真集を出すことができたんですよ。それがすごくうれしかったです。あのー。でも、海外に行くと必ず言われるのが、日本のファンの皆さんに、寂しいって言われるんですよ。モーニング娘。が日本にいないことが寂しい!っていうふうに言っていただけるので、来年はよく、昔行ってたファンクラブツアーで、こうハワイとかに行かせてもらってたんですけど、そうやってこう、日本のファンの皆さんと一緒に海外に行って、で海外の皆さんもそこのツアーに参加していただき、こう、日本と海外のファンの皆さんがお友達になれるような、輪を作れるようなモーニング娘。がなれたらいいなって。来年は大きい夢としてそれを掲げたいなって思ってます。後はやっぱり、ワールドツアーをぜひ。みんなで経験してみたいですね。

モーニング娘。’18 職業:アイドルグループ
テレビ東京系「ASAYAN」でのオーディション企画、「シャ乱Qロックヴォーカリストオーディション」に落選した5人が、インディーズのCDシングル「愛の種」を5日間で5万枚売り切ることを条件にメジャーデビューを果たす。グループ名の由来は「いろいろついてくる、盛り沢山(だくさん)、おトク感、親しみやすい」を表したもの。シングル「モーニングコーヒー」でメジャーデビュー。7thシングル「LOVEマシーン」で初のミリオンを記録。その後、女性グループが持つ数々の記録を更新し続けている。2014年1月1日よりアーティスト名の後ろに、西暦の年号を入れて表記する。それに伴い2019年1月1日よりアーティスト名を「モーニング娘。’19(もーにんぐむすめ わんないん)」に改名。
公式サイト:www.helloproject.com/morningmusume/

(2019年2月23日号掲載)

 

★ インタビューの舞台裏 → ameblo.jp/matenrounikki/entry-12444255183.html

 

〈インタビュアー〉
高橋克明(たかはし・よしあき)
専門学校講師の職を捨て、27歳単身あてもなくニューヨークへ。ビザとパスポートの違いも分からず、幼少期の「NYでジャーナリスト」の夢だけを胸に渡米。現在はニューヨークをベースに発刊する週刊邦字紙「NEW YORK ビズ」発行人兼インタビュアーとして、過去ハリウッドスター、スポーツ選手、俳優、アイドル、政治家など、400人を超える著名人にインタビュー。人気インタビューコーナー「ガチ!」(nybiz.nyc/gachi)担当。日本最大のメルマガポータルサイト「まぐまぐ!」で「NEW YORK摩天楼便り」絶賛連載中。

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