〈新年あいさつ〉住友不動産販売NY 社長 大石 究

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不動産投資の流れ

mrOishiism 謹んで新年のお慶びを申し上げます。旧年中は格別のお引き立てを賜り、厚く御礼申し上げます。
2008年リーマンショック以来、米国、日本の経済とも回復基調に動いていますが、不動産も変動しています。当時、ニューヨーク、マンハッタンの不動産は、取引件数は、大幅に減りましたが、大きな値崩れをしない強固な市場を改めて感じさせてくれました。日本からは、資産分散への考えもあり、円高による海外不動産投資への興味が、高まり、弊社が、日本で開催したニューヨーク不動産投資セミナーは、盛況で、2011年に購入した物件を2014年に売却した際には、売却価格が、約1・5倍になり、為替利益を含め、大きな利益を出した投資家もいました。
ここ数年は、円安になり日本からの小口不動産投資は、少なくなる反面、日本食のブームが広がり外食産業の海外ビジネス展開が増加しています。昨年も、その期待に応えるべく、東京にてニューヨーク出店セミナーを開催したところ、多くの小売・外食企業の皆様にご参加頂き、改めて進出意欲の高まりを実感いたしました。
2013年から弊社内にレンタルオフィススペースを設け、企業の立ち上げ段階から応援する「短期&長期オフィスレンタルサービス」も好評です。米国での総合不動産会社としての実績に加え、日本最大級の不動産仲介直営ネットワーク(日本全国251店舗)からの様々なノウハウや最新不動産情報を皆様に提供することができます。
引き続き、駐在員等のリロケーションサービスや商業不動産の紹介、商業ファイナンスの斡旋にも努め、日本企業の信頼に応えてまいりますので、本年もご愛顧の程よろしくお願い申し上げます。

(「WEEKLY Biz」(ニューヨーク)2015年1月1日号掲載)

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