カリフォルニア州倫理法人会、設立5周年記念式典開催

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リトル東京とサンディエゴの倫理法人会設立式典も同時開催

丸山理事長・ビデオメッセージ
「お互いに励まし合い困難を乗り越えていこう」

式典で参加者そろって記念撮影

式典で参加者そろって記念撮影

カリフォルニア州倫理法人会は6月25日、設立5周年記念式典並びにリトル東京とサンディエゴの倫理法人会設立式典を、カリフォルニア州アナハイム市Majestic Garden Hotelで開催。アメリカの会友をはじめ、日本、ブラジル、またベトナムからのゲストも含め総勢120人が参加した。

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2016年11月に南カリフォルニア倫理法人会が設立され、17年9月にオレンジカウンティ倫理法人会が設立。18年には南カリフォルニア倫理法人会はロサンゼルス倫理法人会と名称が変更され、同時に両会を統括するカリフォルニア州倫理法人会が立ち上げられた。そして、この度新たにサンディエゴとリトル東京に、倫理運動史上初となる英語による単会が設立された。

リトル東京倫理法人会の認可書と行動旗を掲げる、本庄修会長(左)と尾崎泰斗専任幹事

リトル東京倫理法人会の認可書と行動旗を掲げる、本庄修会長(左)と尾崎泰斗専任幹事

サンディエゴ倫理法人会の認可書と行動旗を掲げる、ギルブレス忍事務長(左)とブライアン・ジャクソン監査

サンディエゴ倫理法人会の認可書と行動旗を掲げる、ギルブレス忍事務長(左)とブライアン・ジャクソン監査

式典はオレンジカウンティ倫理法人会の白井真由美会長の開式の言葉で始まり、平口キャサリン・シノブさんが米国と日本の両国歌を独唱した。続いて、これまでの5年の歩みを映像で振り返った後、リトル東京倫理法人会とサンディエゴ倫理法人会に日本の一般社団倫理研究所本部より設立認可書と行動旗、また役職者全員に委嘱状が交付された。倫理研究所の丸山敏秋理事長は「今、われわれは大変動の時代を生きている。いかなる状況であっても、苦難は幸福の門であり、運命は自ら招くのです。倫理経営を学ぶ私たちは共尊共生の理念の実現を目指し、純粋倫理という生活法則に基づきながら、今できることを全力で取り組み、知恵を絞り、お互いに励まし合って、困難を乗り越えていこうではありませんか」と、ビデオメッセージを寄せた。在ロサンゼルス日本国総領事館の青島尚重首席領事が祝辞を述べ、カリフォルニア州倫理法人会の山崎一朗会長が参加者に謝辞を述べると共に「倫理法人会を全米に拡げていこう」と誓った。式典の閉式の言葉をロサンゼルス倫理法人会の藤田俊二会長が述べた。

祝賀会では、記念式典の実行委員長であり同会の初代会長でもあるNPO倫理研究所USAの飯田隆プレジデントが、「多くの皆さまが5周年式典に駆け付けていただき、とても感激しています」とあいさつを行なった。また、南加県人会協議会の渡辺リチャード会長と南加日系商工会議所の竹花晴夫会頭が祝辞を披露した。乾杯は大日本農会小山信吉会長が音頭をとり、Nori Tani & Fiendsのジャズ演奏が場を盛り上げた。この式典のために渡米されたブラジル、熊本県、福岡県、千葉県、栃木県、福島県、宮城県の各倫理法人会の方々も紹介された。最後にカリフォルニア州倫理法人会の倉石ルーク副会長が締めくくった。

なお、カリフォルニア州倫理法人会の各種行事は、会場とZoomとのハイブリッド形式で開催されている。興味のある人は同会ホームページ(https://carinri.com)まで。

(2022年7月23日号掲載)

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