〈コラム〉導院整体センター、鈴木規正「心身整体道場」第23回

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「弱い自分」に気づいて

整体師の鈴木規正です。新年おめでとうございます。今回は「導院がめざす整体治療」について記述します。
身体が病気に冒される時には、それなりの原因があり長期にわたるストレスが存在します。また、全ての場合に身体が発信する警告・サインも数度にわたり鳴り響くものです。このサインを受信できるか、出来ないのか?が、病気になる前にそれを「予防できるか? 出来ないか?」の境目になります。現代の三大生活習慣病しても、早期のサインが必ずあります。たとえば、がんも、重度の肩こりや内臓からの痛みがたびたびあります。その時にあなたが、何を考えたか、何をどのように処置したかが健康でいられるか病気になるかの分かれ道になります。
導院センターの目標は、病気をつくる最大の問題「あなたの自信の無い生き方、人生態度」の存在、「病気・医者・薬の観念」が人生の中に染み込み、病院にすぐ駆け込む「弱い自分」に気づいてもらうことです。施術方法は、緩解指圧や整体治療により、皆さんの体の歪みや不調和をとり除き元の自然な身体バランスに戻すことです。すると(a)(a)気血水が流れ(b)自己治癒力が発揚され(c)痛みがなくなり(d)一人で歩け・何処でも行ける身体になり(e)健全な社会生活が送れ人生を謳歌してもらえるわけです。もちろん施術では、レントゲン、ハリ、薬草、医療薬などは一切使用しません。医師や施術者は病気を治すことできません、治すのはあなた自身、あなたが持つ「自己治癒力」です。
さらに身体が痛い時に、「じっくりと人生を考えてみること」が大切なのです。「なぜ自分がいま病気になったのか?」と自分の人生を考え、反省することです。精神性が高い生き方をする人は、病気の兆候を素直に捉えることができ、「未病」、病気になる前に気づきがあります。しかしながら殆んどの人が、「病気になると何も考えずにすぐに病院に駆け込み、入院,手術、退院、リハビリを繰り返し」医師まかせにする。医師の言われるままになる、薬の奴隷になってしまいます。――いずれも日頃から体重の増減、食べ物、睡眠や運動を心がけ、ストレスから体調の安定をさせていなかった人達があわてふためく姿です。
身体は正直です。筋肉の硬直や張りが内臓器の体調を語り、骨格のズレが運動機能や神経の状態を正直に、施術者に告げてくれます。導院の施術者は(a)患者の体とコミュニケーション(以下の3つの質問)をしながら行います。(1)病気になる前に予防できないのか?(2)手術をせずに治すことが出来ないのか?(3)病気にならない生き方とは?
(b)患者の筋肉靭帯の硬直をなくし(c)身体骨格バランスを元のように整えます。すると体の中に「気血水」が流れ、免疫力が高揚し、身体が宇宙のエナジーを受け入れるようになります。心と体に調和した状態です。さらに(d)「病気を治し予防する自己治癒力」が体内に生じます。(e)骨盤ベルト、骨盤ストレッチ、股関節強化運動などで腰痛予防対策…。導院での施術、時間・空間座標で健康に対して大きな意識転換「気づき・反省」が体験できます。
皆様、今年も健やかな良い年をお過ごしください。
(次回は2月第1週号掲載)

Nori at NYGoCenter.〈プロフィル〉鈴木規正(すずき のりまさ) 指圧・整体師。「導院整体センター」院長。日本指圧医会/桜医会会員。米国で17年以上にわたって整体指圧を行い、慢性痛(腰痛、肩凝り、膝足痛)などの治療にあたり、また整体治療を通して心身の健康回復をサポートする。自身が開講する指圧教室では450人以上の生徒を育成。

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