〈コラム〉いびきとカイロプラクティック カイロプラクティックの治療で改善

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カイロプラクター DR. 石谷三佳「骨盤・背骨の歪みをリセット」第116回

ishitani-116あなたはいびきをかきますか? 本人が気が付かないのが困りものです。でも家族やパートナーは大変困っています。パートナーのいびきのために、ストレスがたまったり、不眠症の原因にもなり、夫婦共に不健康になってしまいます。自分自身は気付かなくて、ほっとかれている方もパートナーのために一度ご自分のいびきと向き合った方が家庭円満になり、お互いが健康になれます。ただのいびきと思っていたら大間違いです。いびきが発端となり、深刻な睡眠時無呼吸症候群に陥り、呼吸障害や自律神経失調症のような病気になってしまいます。また、呼吸停止による死の危険性や心臓に負担を掛けてしまうため高血圧や心不全などの症状ももたらしてしまいます。

昼間に突然睡魔に襲われる方、日中眠くて仕方がない方、要注意です。睡眠時にきちんと脳が休まっていないため、昼間に突然の睡魔が襲って事故となるケースも多く報告されるようになっています。

いびきの原因…

いびきとは、狭くなった上気道が呼吸時に擦れて出す音のことです。特に睡眠時にノド(上気道)が狭くなり、上気道に空気が通る時に振動して音が出ます。

ノドが狭くなる原因としては、以下のものがあります。
・肥満:脂肪の沈着で上気道が狭くなるため、粘膜の振動が起きる。
・口呼吸:いびきは、口呼吸が最大の原因。いびきの人は口呼吸や口を開けて寝ている。
・鼻の疾患:鼻呼吸できず、口呼吸になる。慢性鼻炎や鼻づまりは原因になる。
・仰向けで寝る際、枕をしないまたは高い枕を使用する:舌がのどに落ち込みやすいため、上気道が狭くなったりふさがったりする。または、首が高い枕のせいで折れ曲がり、上気道が狭くなる。
・呼吸が浅い:浅い呼吸しかできなくなっていると、1分間に何度も呼吸をしなくてはいけなくなり、上気道の振動を増やす。
・顎(がく)関節症、あごが小さい、かみ合わせが悪い:顎のずれにより、首周りの筋肉は硬直しやすくなっている。それにより、いびきをかきやすくなる。

いびきは睡眠時無呼吸症候群のリスクを高めます。

カイロプラクティックの治療はいびきを改善することができます。お悩みの方は、ぜひご相談ください。
(次回は3月12日号掲載)
MikaIshitani〈プロフィル〉石谷三佳(いしたに みか) 石谷カイロプラクティッククリニック院長、パーマーカイロプラクティック大学院卒、ハーバード大学医学部専門課程終了/米国、米国小児、ニュージャージー、日本カイロプラクティック協会会員/2008「Chiropractor of the Year」受賞

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