〈コラム〉スーパークール・ビズ

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ゆき姐のHappyに生きまっしょい! 第27回目

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7月に入りましたが東京はまだ梅雨。NYは近頃かなり暑い日もあると聞きましたが皆さまいかがお過ごしですか?
NYの学校はもう夏休みになりましたよね。でもご存じのように日本の学校はあと2週間程しないと夏休みにはなりません。梅雨とはいえ、晴れた日は東京も真夏の暑さです。朝の電車の中で女子高校生たちが、「もう、学校まだクーラーつけないんだよ、超〜暑い。なんか、夏休みに入るまでつけないらしい。だるいよねえ〜」、なんて話していましたが、そうです、今年も日本は、『節電の夏』。うちの近所の家の窓辺にはゴーヤが植えられ、もうしっかり蔓が屋根まで伸びていて緑の日よけができていましたよ。皆さん、もうすっかり節電に慣れてきたようで、チャッチャと自分たちで様々に工夫して、暑い夏を少しでも快適に過ごせるようにしているわけです。企業も冷房は28度に設定するところが多いようですが、クール・ビズが活躍してくれます。あれ?この言葉、アメリカの人に通じます? 2005年4月に、時の環境省が節電のためにノーネクタイ、ノージャケットで仕事をしましょうとのキャンペーンをする際、その総称を公募して、グンゼが提案した、『クール・ビズ』(涼しい、かっこいい、という意味の英語、coolと、仕事という意味のbusinessを短縮させたbizをくっつけてたそうです)が選ばれたそうですからアメリカの人には通じませんかねえ。で、今年はさらに、『スーパークール・ビズ』が提唱され、もっともっとビジネシーンの服装が軽くなってもいいよ、ノーネクタイ、ノージャケットは当たり前、なんならアロハシャツも着てみたら?てな感じなのだそうですが、どうせなら短パンもOKはどうです?そうなったら街中リゾート地みたいで、楽しそうじゃないですか?経済は落ち込んでるし、そこへ来て消費税が上がる話などもあって、やな感じがちょっとは明るい感じになるかしら。扇風機もね、ほら、写真のようにこんなお茶目なものも出て来ているし、スーパークール・ビズで、この夏の暑苦しさや胸苦しさを少しでも忘れちゃいましょう、となればいいですよね。
(次回は8月4日号掲載)

(プロフィール)兵藤ゆき(ひょうどう ゆき)深夜ラジオのパーソナリティーを皮切りに、1982年テレビ界に進出。96年長男誕生後、夫の留学先であるNYで子育てを中心に生活。現在は、NYと日本を行き来し活動中。NYで見た参考になる子育てをまとめた本「子どもがのびのび育つ理由」など著書多数。新刊、NYでの英語体験を漫画とエッセーでまとめた「これで英語がちょっとできるようになりました。」(アスコム出版)も好評発売中。現在、テレビ、ラジオ、執筆などで活躍する傍ら、NYでの子育てや異文化体験の講演依頼も多数あり、全国に出向いて行っている。ストレスフリーをテーマにしたインナーなどのブランド「ゆきねえインク」を立ち上げ、デザイナーとしても活躍中。小学校英語準認定指導者資格、チャイルドコーチングアドバイザー資格、ペット介護士資格、各種洋裁正教員資格を有する。

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