〈コラム〉冬の季節の痛み パート2 日常の心掛けで痛みを予防

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カイロプラクター DR. 石谷三佳「骨盤・背骨の歪みをリセット」第69回

先回(1月11日号掲載)は日常生活のなかで、知らず知らずのうちに痛みの原因をつくっている事についてお話ししました。まずは日常的なことから気を付ける必要があります。つまり、私たちは次に挙げるような事柄に気を付けるだけで、かなり痛みを予防することができるはずなのです。
・バランスの取れたよい姿勢を心掛ける。
・目の位置を水平に保ち、コンピューターのモニターを配置し、椅子と机、そしてキーボードの高さを合わせる。
・リラックスした生活を送れるように生活を見直す。
・運転中の姿勢にも注意し、できるだけ穏やかな運転を行う。
・ストレスを感じたらすぐに発散できる方法を見つける。
・毎日適度な運動を心掛ける。
ただし、下記の症状の時はすぐにでもカイロプラクティック医など専門医の治療が必要です。当てはまる場合は直ちにお問い合わせください。
・痛みが24時間以上持続したり、再発する。
・持続性の四肢の痛みやシビレ、頭痛がある。
・めまいがする。
・胸の痛みがある。
専門医を訪れる時には、痛みの状態をメモに取っておくと的確な治療のために役立ちます。
最後になりますが、朝は痛かったはずの首や、背中、腰が、時間が経つにつれて良くなる場合は関節炎の可能性が考えられます。同様に首、背中、腰の痛みがせきやくしゃみで悪化したり、腕や足にシビレやまひを感じる場合は、椎間板の問題が懸念されます。どちらにせよ、われわれカイロプラクティック医はそれらに対する的確な治療法を熟知しています。私の診療所でも、関節炎や椎間板に問題があると診断された患者さんが適切な処置によって大いに改善し、元の元気な生活を取り戻しておられます。
(次回は2月第2週号掲載)

Mika 〈プロフィル〉石谷三佳(いしたに みか) 石谷カイロプラクティッククリニック院長、パーマーカイロプラクティック大学院卒、ハーバード大学医学部専門課程終了/米国、米国小児、ニュージャージー、日本カイロプラクティック協会会員/2008「Chiropractor of the Year」受賞
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