日本ギャラリー
日本ギャラリーでは、８日まで、福島県在住の現代美術家・なまためみちお氏を迎え、２度目の展覧会を開催している。
なまため氏の曽祖父・根本子命は、江戸時代に絵師として、十王、釈迦三尊像などを描いた。なまため氏は、曽祖父の作品を参考に、氏独自による現代の十王の作品を制作。十王とは、死後、人間を初めとする全ての命ある者を裁く十人の裁判官のこと。なまため氏は本展で「命を敬う心を伝えたい」と話す。
本展では、国、そして茨城県の無形文化財に指定されている五介和紙に、アクリルガッシュ絵の具で描かれた十王、赤鬼、青鬼、涅槃仏、馬、龍、象、白虎など色鮮やかな20 点の大作を展示。
■概要
【日時】６月２日（木）〜８日（水）月―金10：00〜18：00、土10：00〜17：00、日 閉館
【会場】日本ギャラリー
【住所】145 W 57th St 7Fl（bet 6 & 7 Ave）
【入場料】無料【問い合わせ】212-581-2223、info@nipponclub.org
【ウェブ】www.nipponclub.org
