湯河原「ふきや旅館」四代目が手掛けるウェルネス施設
近年、ニューヨーク市内で相次いでオープンしているBathhouse(バスハウス)。そんな中、日本の「お風呂」の文化をニューヨークに届ける新たなウェルネス施設「Furoya(フロヤ)」(65 W. 13th St.)が、今秋マンハッタンにオープンする。
手掛けるのは、神奈川県・湯河原で90年以上の歴史を持つ老舗温泉旅館「ふきや旅館」の四代目、山本俊介氏。数年にわたる準備を経て、日本の入浴文化とサウナ、ウェルネスを融合した施設として開業を目指している。

関係者らに披露されたバスタブとサウナ=10月5日、ニューヨーク
3年をかけて実現、施設内部を初披露
10月5日には、Founderの山本氏自らが施設内を案内するウォークスルーが行われ、メディアや関係者にその全貌が紹介された。
その後、Suntory本社で開かれたレセプションには、「ふきや旅館」の代表も出席した。Furoyaの施設内で使用されるSuntoryのスキンケアブランド「KIZEN」の製品も紹介された。
山本氏は、ニューヨークでの施設開業について、工事などに想定以上の時間を要し、準備開始から約3年を費やしたと説明。「眠れない夜もあった」と振り返り、開業までの道のりが決して容易ではなかったことを明かした。

左:Furoyaの外観。右:Suntory本社で行われたレセプションで挨拶するFounderの山本俊介氏=10月5日、ニューヨーク
オープン前に3000人が登録
一方、うれしいニュースもある。正式オープン前にもかかわらず、Founding Member(先行予約会員)のメーリングリストには、すでに3000人が登録しているという。ニューヨークで日本式の入浴文化への関心が高まっていることを示す数字となった。
Furoyaは現在、10月末のオープンを目指して準備を進めている。日本の旅館文化を受け継ぐ経営者がニューヨークでどのような「お風呂」の体験を生み出すのか、新たなウェルネススポットとして注目を集めそうだ。
Furoya
65 W. 13th St., New York, NY
公式サイト:https://furoya.us/