〈ピープル〉Motai Advisors, LLC 罍純介さん

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リーダーシップ・ライフコーチングに従事

ブレークスルーしたいと真剣に考えている人をサポートする「コーチング」

0607-11men-shigemi_130724_7902 スポーツ界ではなじみのある「コーチ」という仕事。この「コーチ」という役割を一般の人に対して行っていく「コーチング」は、近年日本でも注目を集めている。クライアントはビジネスマンや起業家、会社オーナーから専業主婦までさまざまで、企業がリーダー研修の一環として導入することもある。目的意識がある人や向上したい、変化を起こしたい人たちがコーチングを受け、自らの中にある答えを発見し、多くの気づきの中から進むべき方向を見つけ一歩を踏み出していくのだという。
この「コーチング」の特徴などについて、リーダーシップ・ライフコーチングを行う「Motai Advisors, LLC」代表の罍(もたい)純介さんに伺った。

コーチが問題解決をするわけではない
コーチとの対話で進んでいくコーチング。達成したい目標を思いついた時、私たちの頭の中にはさまざまなアイデアや断片的な意見がばらばらに浮かんでいる。コーチである罍さんは、さまざまな角度の質問を巧みにクライアントに投げ掛けながら、クライアント自らがもやもやした中からクリアな答えを発見できるよう、補助していく。これがコーチングの基本的な仕組みだ。質問に答えるためにクライアントは自分の頭で考え、自分の感情を言葉にしていき、整理していく。うまく言葉にできない場合も、比喩を使ったり、ボキャブラリーを変えたり、イマジネーションを働かせたり、さまざまな手法で気づきを促すという。

自分はどうありたいかに注目する
「私のコーチングで特に重要なのは『自分はどうあるか(Being)』について知ることだ」と罍さんは話す。日々のタスクに追われる中で私たちは「何をするか(Doing)」だけに集中しがちだが、「人としての基本軸が明確でない人は長い間に必ずほころびが生じてきます。自分が大切にしている価値観を明確に持ち、自分の人生のミッションを心得た上で、それらに沿った行動を起こすことが何よりも大切なのです。こうした、ブレークスルーをしたいと真剣に考えている人には最適です」
コーチングの過程でクライアント自身が答えを発見していく姿に立ち会うと「その方の人生の大事な転機を共に体験させていただけることが光栄で、うれしさとやりがいを心から感じます」

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マンハッタンで開かれた「NYリーダーの会」。中央が罍純介さん

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罍さんのコーチングには個人向けと企業向けの両メニューがある。また、9月からは昨年から始めた「NYリーダーの会」をはじめ、より気軽にシェアできる「Shared Space」も開催する予定。コーチングおよびイベント、その他の問い合わせは直接下記連絡先まで。


Motai Advisors, LLC
【ウェブ】junmotaicoaching.com
【電話】201-965-0263
【Eメール】jm@junmotaicoaching.com
(「WEEKLY Biz」2014年6月7日号掲載)

 

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