鹿児島「麺屋二郎」の味、ロングアイランドで味わえる

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2月18日〜3月1日までの期間限定

JAPAN Fes.ラーメン・コンテスト1位の味を「スターリング・サケ」で

鹿児島豚骨ラーメン

昨年10月、マンハッタンのジャパンフェス(JAPAN Fes.)内で実施された「秋祭り・ストリート・ラーメン・コンテスト」において、試食した参加者からの人気投票で参加60店舗中、人気投票、売り上げ杯数共に第1位となったラーメン店「麺屋二郎」。鹿児島県指宿市を本拠地とする同店のラーメンが、ロングアイランドのグリーンポート内にあるレストラン「スターリング・サケ」で期間限定で味わえる。同店ではニューヨークへの出店を計画中で、本格的な出店を前にしたトライアルとして、18日〜3月1日までのメニューとして、人気の「鹿児島豚骨ラーメン」=写真=を提供する。

ジャパンフェスの「秋祭り・ストリート・ラーメン・コンテスト」表彰の模様。右端が「麺屋二郎」の安間二郎さん

ジャパンフェスの「秋祭り・ストリート・ラーメン・コンテスト」表彰の模様。右端が「麺屋二郎」の安間二郎さん

豚骨スープと鶏ガラであっさり味

鹿児島伝統のスープは豚骨スープと鶏がらを配合し、あっさりと臭みがなくマイルド。ここに揚げた玉ネギを加えて、独特の複雑な味わいを作り出す鹿児島ならではの豚骨スープは、一般に想像される博多系のこってり味とは一線を画す味わいだ。麺も、豚骨スープで一般的な細麺ではなく、もっちりとした中太麺。チャーシューの他に、ネギ、モヤシ、キャベツなど野菜もたっぷり。

「メード・イン・ジャパン」のクオリティー

一杯、一杯に心を込めてラーメンをつくる店主の安間二郎さん

一杯、一杯に心を込めてラーメンをつくる店主の安間二郎さん

「どんぶり一杯でお店の価値が決まるラーメンは直球勝負。やりがいを感じた」と話す店主の安間二郎さんは、ラーメンについてのコンサルティングも担当するラーメンの専門家。世界進出を意識し始めたころ、何十件もの誘いが世界各地からあったが、最もピンと来たのが米ニューヨークだった。ラーメンを通じて日本人の繊細なおもてなしの心や「メード・イン・ジャパン」のクオリティーが全て伝わるようにと願っている。

安間店主「一杯のラーメンの中に物語を作りたい」

「一杯のラーメンの中に物語を作りたい」と話す安間さん。食べ始め、途中、食べ終わり…。その全てに感動があるラーメン作りを目指す。「その思いが伝わって“おいしい”と言っていただくと、本当にうれしい。これがラーメンづくりの一番の魅力です」

「真心込めた一杯が私たちの原点」という店員たちの笑顔もうれしい

「真心込めた一杯が私たちの原点」という店員たちの笑顔もうれしい

 

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期間中の問い合わせは、店舗の営業時間・アクセス・予約などについては会場となるレストラン「スターリング・サケ」へ、それ以外の問い合わせは日本の麺屋二郎ウェブサイトを通じて受け付ける。

NYでビジネスパートナー募集中

麺屋二郎では、ニューヨークでビジネスパートナーを募集している。

〈店舗営業時間など〉
Stirling Sake
【電話】631-477-6782
【住所】477 Main St, Greenport, NYC
【Eメール】info@stirlingsake.com
〈麺屋二郎について〉
www.menyajiro.com/問い合わせページへ

「麺屋二郎」指宿本店

「麺屋二郎」指宿本店

(2017年2月4日号掲載)

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