試飲イベントに九州・沖縄の蔵元10社
在ニューヨーク日本国総領事館は４日、日本酒造組合中央会との共催による焼酎と泡盛の試飲イベント「Izakaya Ultimate SHOCHU Night!」を開催した。
会場で焼酎、泡盛で楽しむ来場者＝４日、ニューヨーク（撮影：池浦）
日本の蒸留酒である焼酎が米国主要都市において徐々に人気を集めているなか、当地における焼酎・泡盛の普及を促進するために行われた同イベントには焼酎と泡盛の本場である九州・沖縄の蔵元10社が参加し、来場者らに直接説明をしながら自慢の焼酎や泡盛を振る舞った。
冒頭に行われた焼酎エキスパートのスティーブン・ライマン氏によるプレゼンテーションでは、焼酎の歴史や製造工程、原料やペアリングなどが紹介され、来場者らは焼酎、泡盛について知識を深めた。その後の試飲会では、日米２人のシェフが「Japan Pub Culture」というテーマの下、日本の酒、焼酎文化の原点ともいえる居酒屋料理を用意し、来場者らはペアリングを楽しんだ。
ニューヨークではまだなじみの薄い泡盛の試飲では、「面白い」「体験したことのない味」という声が上がり、盛り上がった。
当日は日本人以外にも、現地のメディアや飲食店関係者が多く訪れ大盛況のうちに幕を閉じた。
（2016年３月19日号掲載）
