〈インタビュー〉PYD(Pursue Your Dream Foundation)創業者 酒井レオさんに聞く

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英語で「真の相互理解の上に成り立つ、真のコミュニケーション」を学ぶ

「ご自身の可能性を最大値まで伸ばしてみませんか」

 

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創業者の酒井レオさん

「あなたの夢を追求しよう」と名付けられたNPO法人「PYD(Pursue Your Dream Foundation)」。“話題のビジネススクール”“想像を越える英会話学校”などとメディアで紹介される同校だが「実は英会話学校でもビジネススクールでも無いのですよ。ほかに事例の無いコンセプトなので、(創設から)7年たった今でも、一言で表せなくて」と創業者の酒井レオさんは笑う。
PYDには、「ニューヨークに集う世界中のビジネス・エグゼクティブがゲスト・スピーカーとして登場し、生のビジネス体験をシェアする」というカリキュラムがある。受講生も、日本からだけでなくシンガポール、台湾などアジアや欧州から来た人などワールドワイド。ニューヨーク大学やコロンビア大学といった地元の学生もクラスを受講する。
彼らが何にひきつけられ、同校に通うことを決意するのか。その答えは、受講者の米国企業への就職内定率が9割を越えるという事実から見えてくる。
「真の相互理解の上に成り立つ、真のコミュニケーション」。企業から、“この人は面白い”“一緒に働きたい”と乞われる人材は、「単にビジネスの知識がある人でも、大学で学位を取った人でも、英単語を数多く知っている人でもない」と酒井さん。「自らの個性や、母国で生まれ育ったという事実を大切にしつつ、米国人の考え、常識を真に理解し、積極的に受信、発信しながら人生を、ビジネスを、切り開いていける人物」だと唱える。
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酒井さんはニューヨーク生まれの日系二世。家では“古きよき日本文化”の習わしや生活習慣を学び育ったが、ニューヨーク育ちがゆえに、米国人としての「考え方、感じ方」も染みこんでいる。そんな酒井さんには、“米国人は気にする”が、“日本人は見逃しがち”なポイントが、見えるという。「(米国人の)生活習慣や考え方を理解するだけでも、相手とのコミュニケーションが変わってきます。せっかく世界で一番活気にあふれた街ニューヨークにいるのですから、ご自身の可能性を最大値まで伸ばしてみませんか」
クラスは、会社勤めの人でも通えるようにと、夜時間のみ。週に2回から4回、最短でも1カ月以上受講すると、学んだことが実践の場で、自分のこととして取り入れられるようになるという。
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ハロウィーンパーティーでネットワーク作り「Helloween Networking Party」
日時:10月31日(金)午後7時〜10時
会場:Millennium Hotel(55 Church St, NYC)(Financial District near Wall Street)
予約・問い合わせ:info@pursueyourdream.org
参加費:40ドル(ウィークリー・ビズを見たと言えば20ドル)

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Pursue Your Dream Foundation(PYD)
【住所】100 Park Avenue, 16th Fl NYC 10017
【Eメール】info@pursueyourdream.org(予約制)
【ウェブ】pursueyourdream.org(英語)※日本に分校:www.pyd.jp/about

(「WEEKLY Biz」(ニューヨーク)2014年10月25日号掲載)

 

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