育英ダブルダッチチーム アポロシアター国際大会で健闘

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シングルス・ダブルス両方で3位入賞

育英ダブルダッチチーム

今年もフランス、日本などの世界各国から出場者が集うダブルダッチ国際大会が4日にマンハッタンのアポロシアターで開催され、ニューヨーク育英学園ダブルダッチクラブのSAMURAIが、スピード部門で3位入賞を収めた。

ニューヨーク育英学園は同大会には9年連続で出場し、その活躍ぶりから、大きな注目を集めている。

ダブルダッチとは2本の縄を使って行う縄跳び、2人の回し手が回す縄の中でスピーディーに飛んだり、パフォーマンスを行うスポーツ競技である。主な競技部門は2分間で跳んだ回数を競うスピード部門と、自由にアクロバット技を組み合わせるフュージョン演技部門。日本でも地方大会から全国大会まで開催されており、爆発的に人気が高まっているスポーツである。

同クラブの顧問を務めるのは、ダブルダッチの国際大会で数多くの優勝経験を持つ内田陽香教諭と笠間将平教諭。2人とも培った経験をもとに、充実したダブルダッチの指導にあたっている。

大会前、練習中に足を剥離骨折をし、満足いく練習ができなかったSAMURAIのメンバーである久保田絢子さん。当日の朝も痛みが残るも、テーピングを巻き、気合いを入れ本番を迎えた。

本番では、安定したジャンプを見せ、自身の最高記録を更新し、5位をつかみ取った。

育英ダブルダッチチーム

今年も学園職員及び、保護者率いる総勢100人の応援団が発足。昨年以上の人数でダブルダッチクラブの選手団に声援を送った。

昨年に引き続き、学園内の部員は小学生を中心に増加し、火、土曜日のダブルダッチクラブ活動に加え、学園に所属しなくても入部できる日曜ダブルダッチ教室がある。また、当学園では幼児部のダブルダッチクラブもあり、20人の定員数を超えている。ダブルダッチは、瞬発力・持久力・チームワーク等が養えるため、第1次成長期間に該当する幼児や小学生にも人気が高い。

今後のニューヨーク育英学園ダブルダッチの活躍に期待が高まる。

【問い合わせ】201-947-4832(担当:内田・笠間)

(2016年12月17日号掲載)

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