〈コラム〉NYの中の日本

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ゆき姐のHappyに生きまっしょい! 第28回目

ジョーンズビーチの海鳥と私

ジョーンズビーチの海鳥と私

めっちゃ猛暑の日本です。岐阜の多治見では38・5度を記録。東京でも34度は当たり前、なんて日が続いていますが、NYの皆さまいかがお過ごしですか?
実は私、7月5日から1週間ほど仕事でNYにおりました。そのときもNYがめっちゃ暑かったので、仕事の合間にNYに住んでいる友だちが車でジョーンズビーチに連れて行ってくれました。そちらに住んでいる頃はビーチと言えば、近場はコニーアイランド。ちょっと遠出してイーストハンプトン。と、この二つのビーチには何度も行きましたが、ジョーンズビーチは今回が初めて。マンハッタンから車で四、五十分で行けて、おまけにビーチがとてもきれい。良いところでしたよ。って、NYにお住まいの皆さんは良くご存じかもしれませんが、ホント、ビーチにゴミが一つも落ちていなくてすごいな、と思ったら、ゴミ箱が5メートルくらい間隔に置いてあって二度びっくり。徹底してんのね。それに、ビーチの波打ち際に海鳥たちがたくさんいて、近寄って行っても逃げたりしないので、安心していられるところなんだな、と思ったら、波に乗っかって打ち上がって来る小魚を狙っていて、人なんてかまってられるか、てな感じだったのね、失礼いたしました。
さて、今回の仕事は、『NYのワンちゃんたち』と、『NYの日本を感じられる場所』という日本のテレビ番組のロケでありました。ワンちゃんはセントラルパークとアストリアパークで散歩していたワンちゃんと飼い主さんたちにインタビュー。ペットタクシーの仕事をしているおじさんにも話を聞きましたよ。『NYの日本?』は、マンハッタンの41丁目の5番街からマジソンアベニューに抜けるところにあるサンライズマート、ザイヤ、やぐらを取材させていただきました。お店の中で偶然出合ったマンハッタンに住んでいる可愛い日本人ママ、亮子さんと康代さんにも同行してもらってロケも楽しく終了。日本に帰って来てVTRを見たテレビ局のスタッフの皆さんが、NYにこんなふうに日本食が気軽に食べられるところがあるなら安心してNYに行けるね、と喜んでいましたが、ホントそうですよね、有難い、有難い。
(次回は9月1日号掲載)

(プロフィール)兵藤ゆき(ひょうどう ゆき)深夜ラジオのパーソナリティーを皮切りに、1982年テレビ界に進出。96年長男誕生後、夫の留学先であるNYで子育てを中心に生活。現在は、NYと日本を行き来し活動中。NYで見た参考になる子育てをまとめた本「子どもがのびのび育つ理由」など著書多数。新刊、NYでの英語体験を漫画とエッセーでまとめた「これで英語がちょっとできるようになりました。」(アスコム出版)も好評発売中。現在、テレビ、ラジオ、執筆などで活躍する傍ら、NYでの子育てや異文化体験の講演依頼も多数あり、全国に出向いて行っている。ストレスフリーをテーマにしたインナーなどのブランド「ゆきねえインク」を立ち上げ、デザイナーとしても活躍中。小学校英語準認定指導者資格、チャイルドコーチングアドバイザー資格、ペット介護士資格、各種洋裁正教員資格を有する。

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