〈コラム〉キヨコ・ホルバート「私と写真、そして、ウエディング」【vol. 1】

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ニューヨークのウエディング事情

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photo: Kiyoko Horvath

ニューヨークでウエディングに関わってから、約25年余り、これまでに色々な結婚式や披露宴を経験してきました。人種のるつぼと言われているニューヨークだけに、国籍、人種、異教徒間の結婚も多くあります。日本では、仏前式、神前式、キリスト教式くらいしかないですが、こちらは、例えば、キリスト教やユダヤ教だけでもそれぞれに数々の宗派があり、指輪交換の指や新郎新婦の立ち位置なども異なることもあり、宗教の知識なしには、ウエディングプランナーとしては成り立ちません。時には、キリスト教の牧師とユダヤ教のラバイの両方の立ち会いのもとに式が行われることもあります。また、逆に宗教にこだわらない式(シビルマリッジ)を希望される方もいて、例えば、シティーホールやセントラルパークなどで行われるカジュアルな挙式の形もあります。
米国全土では、婚礼費に平均約2万5000ドル位をかけるとされていますが、ニューヨークの平均は、その約2倍の4〜5万ドルです。習慣的には、婚礼費は、新婦の両親が出すということになっていますが、最近は、人それぞれのようですね。ここ最近のトレンドとしては、春よりも秋のウエディングが人気のようで、ブーケや会場のデコレーションもテーマカラーは、紫、ワインレッドやオレンジ、ブラウンなどのautumnal tones(秋色)を好むようですが、その一方で、かすみ草のブーケも再人気ですし、その他、多肉植物を使用した会場の装花もされているようです。でも、トレンドは、トレンドとして、一生に一度のウエディングだから、やっぱり、ご自分の好きなお花のブーケを持ってバージンロードを歩いてほしいですね。(次回は6月第3週号掲載)


0419-Kiyoko_column-539021_10151881919944265_683327061_n〈プロフィル〉キヨコ・ホルバート(Kiyoko Horvath) 写真家/ウエディングプランナー
FIT写真学科を卒業。東欧出身の映画カメラマンの夫と共にキロスタジオを設立。これまでに撮影のほか、1200組以上のウエディングを手掛けるなど、NYのウエディングの草分け的存在。講演や視察ツアーも行う。また、「NY女性の集い」や「Learn From 3.11」を立ち上げ、ボランティア活動も精力的に行っている。【ブログ】ameblo.jp/kirowedding

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