〈コラム〉カイロのお話「スポーツのけが」 パート2 けがで欠場することのないように

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カイロプラクター DR. 石谷三佳「骨盤・背骨の歪みをリセット」第58回

13-07-27_ishitani_pic_1 バランスをとる
フィットネス計画には、心機能強化トレーニング、筋力トレーニング、そして柔軟運動を必ず取り入れましょう。体のコンディションが良いほど、けがをする確率は低くなります。コストはかかりますが、パーソナルトレーナーをつけるのも良いでしょう。現実的な目標を設定し、適切なプログラムを始められるよう見守ってもらえます。トレーニングに慣れてきた後も、何度かトレーナーに見てもらい、負荷を増やしていきましょう。
いろんな運動をする
さまざまな動きを組み合わせると、筋肉がオーバーユースにならずに済みます。たとえば、1週間のうち3日間はウオーキングを行い、ほかの日はエアロバイクや水泳をします。同じ運動を続けると飽きてしまい、全く運動しなくなる人も多いのですが、交互に違った運動をすれば飽きることもありません。
13-07-27_ishitani_pic_2ストレッチは早めに
そして何度も
筋肉が固まっているとけがをしやすくなります。また、加齢によって筋組織は伸縮性を失い瘢痕(はんこん)組織ができやすくなるので、より危険です。ただ、ストレッチを行うのは体が十分に温まってからにしましょう。強いストレッチをする前に、10分ほどウオーキングをしてください。
しっかり守る
自転車にはヘルメット。インラインスケートにはリストガード。ほかにも目を保護するメガネや足に合ったランニングシューズなど、きちんと体を守って深刻なけがを防ぎましょう。
焦らない
トレーニングの負荷を増やすときは慎重に。1週間に10%増やすだけにとどめましょう。例えばいつもは20分間走っているなら、いきなり30分に増やすのではなくて22分にするという具合です。
調整を受ける
あなたのカイロプラクティック医は強力な味方です。トレーニング計画を相談し、定期的に調整を受けて、最高のコンディションで運動ができるようにしましょう。
(次回は8月第2週号掲載)

(「WEEKLY Biz」2013年7月27日号掲載)
MikaIshitani〈プロフィル〉石谷三佳(いしたに みか) 石谷カイロプラクティッククリニック院長、パーマーカイロプラクティック大学院卒、ハーバード大学医学部専門課程終了/米国、米国小児、ニュージャージー、日本カイロプラクティック協会会員/2008「Chiropractor of the Year」受賞

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