住友不動産販売NY社長 大石究氏が新年おめでとう

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プロパティマネージメントのサービス拡充

 

大石究

 

謹んで新年のお慶びを申し上げます。旧年中は格別のお引き立てを賜り、厚く御礼申し上げます。

2008年リーマンショック以来、米国、日本の経済とも回復基調に動いています。ニューヨーク、マンハッタンの不動産は、住宅売買価格・賃料も相変わらずの上昇傾向、オフィス・リテールの賃料も同様です。また、中国からの投資による大型高級ホテルの買収、高級コンドミニアム、ロングアイランドの戸建ての購入も増加し、ニューヨークの不動産取引は活発に動いています。日本からは、円安傾向でありながらも、資産分散、節税への考えもあり、ニューヨーク不動産投資への興味は、不変で、日本からの投資量も増加しています。

昨年末より、外注委託していたプロパティマネージメント事業(不動産物件管理)を弊社直轄にし、投資家の要望の素早く応えられるように距離を縮め、資産価値の向上に努める為にビルディングマネージメント・アセットマネージメントの強化を図ります。今年はそれに伴い、相続・節税を含む不動産投資セミナーを日本、ニューヨークで開催予定です。また、2013年から毎年日本で開催しているニューヨークへの小売・外食産業の出店セミナーは好評です。日本食がより普及していくように今後も皆様のお手伝いをさせていただきます。

引き続き、米国での総合不動産会社としての実績に加え、日本最大級の不動産仲介直営ネットワーク(日本全国256店舗)からの様々なノウハウや最新情報を皆様に提供して参ります。もちろん、日本からの駐在員、留学生等のリロケーション、短期アパートサービスの更なる充実も図って参ります。本年もご愛顧の程よろしくお願い申し上げます。

(2016年1月1日号掲載)

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