Japanese Women’s Center 助産師 永門洋子氏が新年おめでとう

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新春のお慶びを申し上げます

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当センターはおかげさまでNY、NJ地区の日本人の皆様に、産科、婦人科医療を提供させて頂きまして今年で創立20周年となりました。これも偏に皆様からの温かいお力添えのおかげと、スタッフ一同心より感謝申し上げます。今後とも質の高い安全な医療を提供出来ますよう一層の努力を重ねてまいりますので、これからも変わらぬご支援、ご尽力を賜りますようどうぞよろしくお願い申し上げます。

米国で日本人初の「開業助産師」となり、24時間体制で取り上げてきた赤ちゃんたちは、もう大学生、高校生となりそれぞれの道をたくましく歩まれています。日本の子供たちが日本人としての誇りを持ち、日米両国の言葉、歴史、文化、伝統を理解し、世界に羽ばたく人材となり、幸せな人生を送ってくれることはこちらに住む私たち日本人の大きな願いです。

残念ながら現在、NY、NJ近郊の学校では「慰安婦問題」に端を発した「虐め」が日本の子供たちに対して公然と行われています。この問題を心配するNY、NJの日本人女性たちが集まり「ひまわりJAPAN」(代表:黒田智子)が結成されました。この団体は「米国にお住まいの日本人の皆様に、正しい日本の歴史と現在日本が置かれている様々な状況をお伝えし、未来を生きる日本の子供たちが日本人としての誇りを持って生きられるようサポートする会」です。今後、学校での虐め、反日被害のリポートを速やかに総領事館、外務省、日本政府に報告し、関係団体とも連携してこの「歴史戦」「情報戦」にしっかりと対応してまいります。

2017年が、多民族国家アメリカで「皆が仲良く暮らせる年の始まり」となりますよう心から切に願っております。

(2017年1月1日号掲載)

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