〈Topic〉語学教育と国際人財研修センター「アイベック」が 新プログラム

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米国で働く人のための「ビジネスコミュニケーションプログラム」
来月8日(土)始動

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新プログラムを発表する遠藤和雄社長

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今年で創立20周年を迎えた語学教育と国際人財研修センターの「アイベック」が、来月8日から米国で働く人のための「ビジネスコミュニケーションプログラム」をスタートすると、9日の記者会見で発表した。

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「なぜ日本人は英会話が苦手なのか」という問題を突き詰め、自社で開発をした「徹底的に耳から学ぶ ibec method」を用いたビジネス英会話コースを多数手掛ける同社。
今回発表された「ビジネスコミュニケーションプログラム」では、米国で快適に働き、成功を収めるために不可欠な英語での「ビジネスコミュニケーション」の知識とスキルを学ぶ。

語学教育を専門とするアイベックと、米国の一流企業に長年在籍し、ビジネスルールを知り尽くしたネーティブスピーカーの講師が、国際的に通用する日本人を育成することを目的に考案。大教室で行うセミナー形式のクラスに加え、少人数制クラスもあり、また企業への派遣も行う。左記にある4部構成のプログラム内容を学ぶ2時間のセミナーと、それに加え、2時間のスピーキング(実践)レッスンが足された4時間クラスや、グループレッスンクラスもある。

プログラム内容(4部構成)

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担当講師の一人、トロイ先生の授業風景

第1部「ビジネス場面における『褒め言葉』の重要性」
―米国人は、絶えず自分が認められているのか確かめたい、褒められたいと感じる人が多い。だからといって褒め過ぎてもお世辞やセクシャルハラスメントなどとみなされることもあり、線引きが難しい。その線引きと適切な褒め方を学ぶ。
第2部「不満の伝え方」
―仕事場で一番難しいとされる不満の伝え方。人間関係を壊さないように自分の思いや考えを伝える方法を米国文化にそって学ぶ。
第3部「丁寧で微妙なニュアンス」
―本当に伝えたい言葉のニュアンスを流暢に伝えられるように、細かい助動詞を利用して学ぶ。
第4部「スモールトーク」
―仕事場に一見関係ないように思えるスモールトーク(雑談)だが、このコミュニケーション術を学ぶことによって社交上手になり、アメリカ人との会話の中に入っていくことができる。こういったコミュニケーション術を学ぶ

〈プログラム日程〉(2時間クラス)
11月8日(土)午前9時半〜11時半
11月14日(金)午後1時〜3時
11月19日(水)午後6時半〜8時半
12月5日(金)午後1時〜3時
12月16日(火)午後6時半〜8時半
12月20日(土)午前10時〜正午

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「ビジネスコミュニケーションプログラム」ではこうした米国での「ビジネスルール」の背景を解説し、実際に使われている「具体的な英語表現」を学ぶことができる。
開催日時・費用などの詳細は、ウェブ(www.ibec-usa.com)か事務局(212-867-2000)まで。

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〈アイベックとは〉「語学教育」と「国際人財研修」を取り扱う国際人財育成センターの「アイベック」(ibec language institute, inc、遠藤和雄社長)。日本人を国際人に育てるため、英会話だけでなくビジネスルールなどを講義を通して伝えている。1994年の創立以来、320社を超える日系企業の社員とその家族が利用。グランドセントラル駅から徒歩3分。

(「WEEKLY Biz」(ニューヨーク)2014年10月18日号掲載)

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