ドラえもん、NYで意気込み

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北米進出レセプション
草賀在ニューヨーク総領事・大使、クールジャパンの観点から期待

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ドラえもん(左)と草賀純男在ニューヨーク総領事・大使=16日、ニューヨーク(撮影・小金丸)

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北米展開への意気込みを語る小学館集英社プロダクション・ドラえもん事業部取締役の中沢利洋氏=同

 日本の大人気アニメ「ドラえもん」が7月から本格的な北米進出をスタートさせたのに伴い16日、在ニューヨーク総領事・大使公邸で日系企業や報道陣を対象にレセプションが開催された。
ウォルト・ディズニーの子供向けチャンネル「ディズニーXD」で7日から全米で放映が開始された「ドラえもん」。現在アジアや欧州、中南米を中心に40カ国以上で放映されているが、北米での放映はこれが初めてとなる。
今回のレセプションでは、北米で日本アニメの翻訳出版と映像販売を行うVIZ MEDIAが、ドラえもんの北米におけるビジネス機会の創出といった今後の可能性を説明。小学館集英社プロダクション・ドラえもん事業部取締役の中沢利洋氏は「アメリカのアニメーションマーケットは非常に大きい。ドラえもんをさまざまなコンテンツに利用することで、ドラノミクスを起こしたい」と北米展開への意気込みを語った。また草賀純男在ニューヨーク日本国総領事・大使は「アメリカの人たちがドラえもんを通して、日本への関心や理解を深めることができれば」とクールジャパンの観点からドラえもんの可能性に期待を寄せるコメントを残した。またレセプションの後半には着ぐるみのドラえもんが登場し、会場を沸かせた。
(「WEEKLY Biz」(ニューヨーク)2014年7月26日号掲載)

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