ダンボ地区で巨大映像 屋外展示プロジェクト

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6/2、LIGHT YEARシリーズ14「JAPAN PARADE」

 

LIGHT YEAR 9: Silence! Jan 2016((c) Tomas Eller)

LIGHT YEAR 9: Silence! Jan 2016((c) Tomas Eller)

「ジャポニズム・イン・コンテンポラリーアート」展などを手掛けたキュレーターの佐藤恭子の企画で6月2日(木)、ブルックリンのダンボ地区で「3_サーチ レオ・クエルブス・コレクション巨大映像 屋外展示プロジェクト ライト・イヤーシリーズ14『ジャパン・パレード』(3_Search Leo Kuelbs Collection LIGHT YEAR 14 ” JAPAN PARADE” )」が開催される。

このイベントでは、ダンボにあるマンハッタン橋に大きくまたがっている橋桁の巨大面積を利用した映像プロジェクト。橋桁の向かいにあるビルの窓から高性能のプロジェクターを使用し、橋桁に映画スクリーンほどのサイズの映像を映写する。

テーマは日本文化。襖絵(ふすまえ)や能といった日本の伝統文化と日本独特の風習を、アニメやハイテクを駆使してアートとして制作した映像作品集である。

小島健治『相舞 [I-MY] / Dual Noh Dancing of Vision and Reality』(2016)

小島健治『相舞 [I-MY] / Dual Noh Dancing of Vision and Reality』(2016)

和田元子『百鬼夜行』(2016)

和田元子『百鬼夜行』(2016)

 

Who-Fu『Ninja Star/ 日々の音色』(2009-2016)

Who-Fu『Ninja Star/ 日々の音色』(2009-2016)

参加アーティストには、ニューヨーク在住で世界的レベルで活躍する日本人作家が名を連ねる。サラリーマンをテーマにした作品で著名な鳥光桃代、3D映画スヌーピーを実際に製作している和田元子、映像界の第一線で活躍するWho-fu、シャネルやディオールなど高級ブランドの写真を撮り続けてきた藤間謙二、ニューヨークに到着した和光大学教授の小瀬村真美、テクノ共感覚を使った作品で知られる小島健治、花がモチーフの作品で知られる秋好恩、ニューヨークで個展デビューを飾った出口雄樹(池田卓と合屋正虎とのコラボ)という顔ぶれで、あらゆるジャンルの映像で日本人の表現力を見せる。

佐藤恭子

佐藤恭子

■概要
【日時】6月2日(木)日没後~22:00
【場所】The Triangle at Pearl Street and Anchorage Place, Brooklyn, New York(地下鉄F線で「York St」駅下車)
【入場料】無料
【後援】在ニューヨーク日本国総領事館
【編集監督】小瀬村真美【協力】河野洋
【ウェブ】www.leokuelbscollection.com/light-year-14-japan-parade(英語)

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