バレエスクールPetit Allongé Bella NY
マンハッタンに拠点を置くバレエ教室Petit Allongé Bella NY（イザベラ・トーレス主催）の第３回定期おさらい会が１月23日にミッドタウン ウェストにあるRipley-Grier Studiosで開かれた。チュチュを身にまとった出演者たちはそれぞれの踊りを披露した。
日本からダンスを学びにきている留学生の片桐杏実さんがトップバッターを務め習得した技術を披露した。クラシックバレエ中心のプログラムの中で、ダンサーの岡田衿萌さんが自身で振り付けしたコンテンポラリーも披露された。バレエ演奏は同スクールのバレエピアニスト村田麻衣さんと松浦麻未さんが行った。
ミセスクラスの優美な演技や、幼児たちの愛らしい踊りは観客の心をつかみ、またプロダンサーの高山まりさんとAreum Jeongさんらが繰り広げた華麗なターンやジャンプには観客から大きな拍手が送られた。終演後は出演者と歓談を楽しむ時間も設けられ、和やかな雰囲気の中、閉幕した。同スクールのアーティスティック・ディレクターのビクトリア・トーレスさんは、「このような華やかなパフォーマンスの裏には、日頃の継続的な基礎レッスンが最も大事なので、今後も励んでほしい」と話した。
（2024年２月３日号掲載）
