〈Topic〉「ウォーレン・トリコミ」日本に進出

リビアス社がライセンス契約

ＮＹのトップヘアサロン、来春、東京のランドマークビル内に日本１号店

株式会社リビアスの大西昌宏・代表取締役社長

ニューヨークのトップヘアサロン「ウォーレン・トリコミ（Warren Tricomi）」が来春、日本に進出することをライセンス契約した理美容総合ビジネス企業「株式会社リビアス」（本社・大阪市淀川区）が発表した。
「ウォーレン・トリコミ」は、ニューヨークの高級ホテル「プラザホテル」内にフラグシップ店を持ち、映画「シザーハンズ」（主演：ジョニー・デップ）のモデルとなったトップスタイリストのエドワード・トリコミ氏と、数多くのセレブを手掛けるカラーリストのジョエル・ウォーレン氏が手掛けるニューヨークのヘアサロン。日本進出となる１号店は東京・表参道の明治通り沿いに来春オープン予定のランドマークビル内（東急不動産開発）に出店することが決定している。
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現在日本国内外に約240店舗を展開するリビアス社は、個人経営が大部分を占める理美容業界に、「チェーン化」の考え方を持ち込み、直営店はもちろんフランチャイズ店を組織して、全国にネットワークを構築している。日本の理美容業界に革命を起こす理由を大西昌宏社長は「この（美容）業界を夢のある業界にしたいからです」と語る。
「ウォーレン・トリコミ」の日本進出プロジェクト立ち上げにあたり、ニューヨーク中のトップサロンを訪問しつくした大西社長。ニューヨークのサロンで働く美容師には「誇りと夢があり、この職業に対する高いレベルでのプロ意識がある」ことに気づいた。そして、「若手にとっての夢となり目標となるサロン」が日本の理美容業界に増えることの必要性を痛感したという。「ウォーレン・トリコミ」の日本１号店では力のある日本の美容師を採用し、ニューヨークでの研修に派遣する。新しい刺激を得て羽ばたく美容師がどんどん増えてほしいと願う。
「いつも新しいことをやってきて、それが生き甲斐なのです。このプロジェクトが10年後どうなっているか、とても楽しみ。もちろんそれまでにもどんどん新しいプロジェクトを立ち上げますよ」と笑顔で語る。日本の理美容業界にどんな新しい夢が花開くのか、目が離せない。
日本１号店、ヘアスタイリスト募集
現在、同社では「ウォーレン・トリコミ」日本１号店のヘアスタイリストを募集している。詳細はＥメール（pr@ribias.net）で問い合わせるか、http://warrentricomi.jp/を参照。