新年恒例の賀詞名刺交換会で、在NY邦人集い、節目の年のさらなる発展と健康を祈念

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鏡開きをする(左から)JAA会長のスーザン大沼氏、在NY総領事・大使の山野内勘二氏、JCCI会頭の水原秀元氏、日本クラブ会長の吉森桂男氏=9日、ニューヨーク(撮影:徳倉)

毎年恒例の新年賀詞名刺交換会が9日、マンハッタンにある日本クラブで開催された。在ニューヨーク日本国総領事館が主催するこの会は、ニューヨーク日系人会(JAA)・ニューヨーク日本商工会議所(JCCI)・日本クラブの3団体共催で開かれ、在留邦人が多数集い、新年のあいさつを交わす場となっている。

最初に在ニューヨーク日本国総領事館の山野内勘二総領事・大使が登壇し、「今年は天皇陛下が退位され新しい陛下が即位されるという大きな節目があり、非常に忙しい年になるが、引き続きニューヨークの在留邦人の安全を守るとともに、夢の実現を支援していきたい」と述べた。

JAAのスーザン大沼会長は、日々の支援に感謝するとともに奨学金の利用を呼び掛けた。JCCIの水原秀元会頭は「中国と米国の緊張感が高まっている昨今、ニューヨークに駐在している日本の経済人として、両国としっかりと交流を深めていきたい」と述べた。日本クラブの吉森桂男会長は「引き続き、皆さまと情報共有させていただきながら日本とアメリカの懸け橋になり、日系人や日本人コミュニティーを盛り上げていきたい」とあいさつ、乾杯の音頭を取った。その後、参加者は雑煮やおせち料理を楽しみながら、互いに名刺交換や新年のあいさつを交わし、2019年のさらなる発展と健康を祈念した。

(2019年1月19日号掲載)

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