こんなにいっぱいなトウモロコシを初めて見た

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小学部が移動教室で農場生活の体験学習

ニューヨーク育英学園で行事

ニューヨーク育英学園全日制部門(ニュージャージー州イングルウッドクリフス)小学部の1・2年生44人が、8月31日、9月1日の両日、1泊2日の移動教室に出かけた。場所はニューヨーク州ダーハムにあり、200年の歴史を持つハローファーム=写真。1・2年生の子供たちが縦割りのグループに分かれ、300エーカーの敷地内にある民家に分宿して農場生活の体験学習を行った。

ハローファームまでの道中では、雨にも見舞われたが、子供たちの願いが通じ、現地では快晴の中、活動を始めることができた。子どもたちは、主人のフランクさんとシェリーさん夫妻の出迎えを受けた後、「とうもろこしの皮むき」「広大なトウモロコシ畑でのコーンメイズ(迷路)」「動物たちへのえさやり」などの様々なアクティビティーに挑戦した。ヘイライドに乗ってコーンメイズに向かう中、広い草原と澄み渡る青空の絶景を見た子供たちからは歓声が上がり、「こんなにいっぱいなトウモロコシを初めて見た」「空が広い」「いろいろな動物があっちにもこっちにも楽しそうに暮らしているのが見える」などの声を聞いた。また、翌日には、自分たちの朝食の前に、子牛たちに朝ごはんのミルクをやり、「鶏の卵集め」「乳絞り」を体験した。その後のカイト(凧)作りでは、ファームでの思い出をそれぞれ絵で描き表し、広大な自然の中で思いきり走り回って、カイトあげを満喫した。

子供たちは、普段の生活では考えることの少ない、命のつながりや尊さ、大切さを、今回の農場での体験学習を通してしっかりと学んだようである。

〈情報・写真提供〉 ニューヨーク育英学園

(2017年10月7日号掲載)

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