NY初個展に込める思い
柔らかな光、風の気配、そして静かな温かさ——。
画家・川村信子さんが、この秋ニューヨークで初個展を開催する。会場はマンハッタンのTenri Gallery。10月23日から4日間にわたり開催される「Nobuko Kawamura First Solo NY Exhibition」では、およそ30点の作品を展示予定。100号サイズの大作も並ぶ。
日本全国の百貨店や画廊で長年個展を重ね、多くのコレクターから支持を集めてきた実力派画家。
その作品の根底にあるのは、「光」への思いだ。
「部屋に窓を作って、光と風を入れるような絵を描きたいんです」
川村さんは、モネやコローなど印象派の画家たちに影響を受けながら、日本の風景が持つ光の美しさを描き続けてきた。見る人の空間や心に、少しでも明るさや安らぎを届けたい——。そんな思いが作品に込められている。

NYで問う、日本の風景画の可能性
今回のニューヨーク個展は、単なる海外進出やブランディングではない。川村さんにとっては、“挑戦”としての意味合いが強いという。
現代アートの色が強いニューヨークで、日本の風景画がどう受け止められるのか。不安がないわけではない。
「個展前は毎回不安になります。どれだけ来ていただけるのか、どう感じてもらえるのか、いつも緊張しています」
それでも開催を決めたのは、「実際に作品を見てほしい」という思いからだった。
「写真では伝わらない空気感や光があるんです。やっぱり“生”で見てもらいたいですね」
実際、川村さんの作品は、画面越しでは伝わりきらない奥行きや色彩の繊細さが魅力だ。大作を前にすると、まるで風景の中へ入り込んだような感覚になる。
ニューヨークという世界の交差点で、日本の風景に宿る光や空気感をどう届けるのか。
川村信子さんの新たな挑戦が、この秋始まる。

PROFILE
画家・川村信子(かわむら・のぶこ)
日本大学芸術学部で油彩を学び、国内有数の公募展「一水会」「日展」に入選。現在は一水会会友、研水会準委員として活動し、全国の百貨店や画廊で個展を重ねている実力派画家。 モネやコローら印象派に影響を受け、“光”をテーマに日本の風景を描き続ける。その作品は、柔らかな光と豊かな色彩表現で高い評価を受け、長年にわたり百貨店個展を継続している。作品はコレクターからも支持されている。https://nobukokawamura.jimdofree.com/
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■Nobuko Kawamura First Solo NY Exhibition
【展示会期】
2026年10月23日(金)6:00PM〜8:00PM レセプション
10月24日(土)12:00PM〜3:00PM
10月26日(月)12:00PM〜6:00PM
10月27日(火)12:00PM〜4:00PM
【会場】Tenri Gallery
43A W 13th St, NY, NY 10011(bet 5th & 6th Ave)
