展覧会「第三のジェンダー: 浮世絵に描かれた若衆」

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ourtesy of the Royal Ontario Museum, ©ROM

Courtesy of the Royal Ontario Museum, ©ROM

ジャパン・ソサエティー・ギャラリーは、3月10日(金)から6月11日(日)まで、江戸時代の若衆と呼ばれる少年らを描いた浮世絵などの作品を紹介する米国初公開の展覧会「第三のジェンダー:浮世絵に描かれた若衆」を開催する。本展は、若衆と呼ばれる元服前の美少年に焦点を当てることで江戸時代(1603〜1868年)の独特なジェンダーのあり方を提示し、北米で初めて江戸時代の日本社会における多様なジェンダーとセクシャリティーの構造を考察する。今回は65点以上の木版画に加え肉筆画や漆工芸、装飾品などを紹介する。本展は、性の社会的な概念を左右する複雑なルールに光を当てることで、今日の政治的、通念的、芸術的な議論においても共感し続けるテーマである性差と性のあり方に、重要な歴史的背景を提示している。

■概要
【期間】3月10日(金)〜6月11日
【会場】ジャパン・ソサエティー・ギャラリー
【住所】333 E 47th St
【入場料】12ドル、シニア・学生10ドル、会員・16歳以下は無料

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