日本とアメリカの作曲家による新作ボーカル室内楽の夕べ

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ナショナル・オペラ・センターで開催

ダニエル・ニア(ボーカリスト) 土肥絵里香 ピアニスト

前衛的新作から日本歌曲の古典までを取り上げるリサイタルコンサート「The New Song-新曲Vol.1」が2月28日(火)、チェルシーにあるナショナル・オペラ・センターで開催される。

リサイタルシリーズの記念すべき第一回は、日本とアメリカの作曲家による新作ボーカル室内楽の夕べとなる。アメリカ人ボーカリストのダニエル・ニアさん、ピアニスト土肥絵里香さん、ギタリストのジェイソン・テイラーさん、そしてアクター河原その子さんが、詩と旋律に西洋と東洋の出会い-イースト・ミーツ・ウエストのテーマを託した、異文化的多様性に満ちた楽曲に挑む、意欲的なコンサートとなる。

テッド・ゴロディツキーさんの演出のもと、アレックス・バーツォの実験的室内歌曲『Masks』をはじめ、ジェイソン・テイラーさん、北村ゆいさん、弱冠15歳の秦悠生(はたゆうせい)さんによる作品の世界初演に加え、合屋正虎さん、エレン・マンデルさん、田中カレンさん、中堀海都さんらの作品が披露される。さらに、日本人の心に残る名曲として今も受け継がれながら、アメリカではほとんど聴かれることのない、日本歌曲、『舟歌(片戀)』(團伊玖磨)、『出船』(杉山長谷夫)、『浜辺の歌』(成田為三)、『初恋』(越谷達之助)に、ダニエル・ニアさんが日本語で挑戦する。

「The New Song」は、ダイナミックな歌曲の創作、忘れられた歌の復活、世界のあらゆる場所で発掘された知られざる貴重な歌にスポットライトを捧げ、聴衆にとどける画期的なリサイタルシリーズ。

■概要
【日時】2月28日(火)午後8時
【会場】ナショナル・オペラ・センター(National Opera Center)
【場所】330 7th Ave, bet 28& 29th St
【チケット】10ドル(当日会場で購入)
【詳細】sonokokawahara@gmail.com(河原)

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