初の日本人ジャッジが誕生!

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マクドナルド・ゴスペルフェスト

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米国内最大級のゴスペルイベントの一つ、マクドナルド・ゴスペル・フェストで初めて日本人ジャッジの誕生が決定した。このゴスペルフェストは1983年から、エミー賞受賞プロデューサーであるカーティス・ファロー氏が開催しているもの。フェストは2部構成になっており、1部はコンテスト、2部がコンサートとなっている。

コンテストでは、毎年約3万人が参加するオーディションから選ばれたボーカリスト、合唱団、コーラスグループなどの他に、コメディアン、詩人、ラッパー、ダンサー、ダンスチームなどさまざまなカテゴリーで技が競われる。

今回、新たにコンテスト部門のジャッジとして起用されたのは、NYハレルヤカンパニーLLCの音楽プロデューサーである打木希瑶子(うちき・きょうこ)さん。打木さんは20年以上にわたりゴスペル音楽プロデュースに関わり、また特別ステージとして日本と米国を融合させたゴスペルをこのフェストで毎年プロデュースし、Fox5「Good Day New York」でもたびたび紹介されている。ファロー氏は「彼女の目と耳には以前から厚い信頼を持っています。今回、ジャッジとして起用できたことはゴスペルフェストにとって大きなメリットだと思います」として、自ら打木さんに直接オファーしたとのこと。打木さんは「歴史ある大きなゴスペルコンテストでジャッジとして起用されるとは、非常に名誉なこと」と話している。

フェストのスポンサーは、ニューヨークを中心としたトライステイトのマクドナルド・レストランのオーナーら。イベントの収益から多くの奨学金を集め、若者に大学進学への道を作っている。

今年のフェスト開催日は5月13日(土)午後4時からプルデンシャルセンター(ニューアーク・ニュージャージー州)で。チケットはプルデンシャルセンターのHP(www.prucenter.com)または、ボックスオフィス973-757-6600まで。
(2017年2月25日号掲載)

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