まだ間に合う! バレンタインギフト

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カラフルにアイシングされたクッキーが人気

「エレニーズ」舞台裏に潜入

カラフルにアイシングされたクッキーが人気の「エレニーズ」。オートミールクッキーなどクラシックなものから、メッセージや写真、企業ロゴや旬の話題を取り入れたものまでバラエティー豊かなクッキーと、カップケーキを提供する。

エレニーズ

「Love Letter Custom Gift Set」の一例(© Eleni’s New York)

1月にもプロフットボールリーグ(NFL)の「スーパーボウル」の今年の出場チームロゴや、米アカデミー賞受賞者のイラストがついたクッキーを売り出している。日本へのお土産やコーポレートギフトとしても人気。カスタマイズも可能で「Conversation Cookies TM」と銘打ち、コミュニケーションに一役買っている。

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チェルシーマーケット内にある店舗(© Eleni’s New York)

店舗はマンハッタンのチェルシーマーケット内にあり、クッキーの何種類かはここでも製造しているが、メーン工場とオフィスはクイーンズのロングアイランドシティにある。その「舞台裏」に潜入した。

ロングアイランドシティは工場地帯として知られているが、マンハッタンから橋を渡ってすぐのエリアで、近年多くの住居ビル建ち、美術館も多いアートの街とも言われる。その一角のあるオフィスは高い天井と大きな窓で開放的なスペース。ところどころにクリエーティブなセンスが感じられる。中央のデスクには有名企業のプロジェクトの試作品が並べられ、スタッフが黙々と仕事に向かう奥で、ガラス越しに工場を見ることができる。

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ガラス越しに工場を見ることができるオフィス(撮影:野村)

工場内にはアイシングのデザインを作成するコンピューターから、クッキーを焼く大型オーブン、絵をつけて乾かし、パッケージするまでのラインが一つの部屋に集結。アイシングの絵はスタッフが手作業で一つ一つ丁寧に描いており、独特のセンスと愛嬌は、このハンドメードというところがポイントだったのだと気づく。

工場内の雰囲気はいたって和やか。皆、手を休めることはないが、取材にも笑顔で応じてくれる。

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タクシーのアイシングが施されたクッキー(撮影:野村)

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バレンタイン用のクッキー(撮影:野村

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手作業で一つ一つ丁寧にアイシングの絵を描く工場内のスタッフ(撮影:野村)

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取材に笑顔で応じる工場内のスタッフ(撮影:野村)

エレニーズは、もともとライフ誌の編集をしていたEleni Gianopulosさん(Founder, CEO & Chief Baker)が、大好きだった焼き菓子のケータリングビジネスを自宅のアパートでスタートした。
母から受け継いだオートミール・レーズンクッキーがたちまち人気となる。1997年にチェルシーマーケットに店を構え、ウェブサイトで販売すると、魅力的なデザインの「Conversation Cookies TM」のファンは世界中に広まった。
現在、Eleniさんは2人の小さな子供と夫とともに、アッパーイーストサイドで暮らしている。ナッツアレルギーの子供が多いことから、ナッツ・フリーのクッキーを提供したり、クッキーに専用のペンで自由に絵を描くことができる「Color Me!」などは母親ならではのアイデアだ。

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創立者であり、CEO & Chief BakerのEleni Gianopulosさん(© Eleni’s New York)

まだ間に合う、バレンタイン用のカスタマイズ・ギフトも発売。思いをクッキーにしたためた「Love Letter Custom Gift Set」(29.95ドル)はいかがだろうか。

■店舗情報
Eleni’s Chelsea Market Store
【住所】75 9th Ave, NYC(チェルシーマーケット内)
【ウェブ】elenis.com

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