〈ザ・ドクター〉「海外邦人歯科クリニック」ロバート・リム歯科医

0

〈小児歯科〉「日米の歯科治療の違いは予防です」

ロバート・リム歯科医

小児歯科専門医のロバート・リム歯科医

海外邦人歯科クリニックは「グループ・プラクティス」と呼ばれる方式で、それぞれの専門領域を持つ歯科医がケースごと治療に当たっている。つまり、全てのケースの治療を一般歯科医が一人で診るのではなく、各専門領域の専門家が個別に対応する点が日本の一般的な歯科クリニックとの違いだ。しかも海外邦人歯科クリニックでは、日本人スタッフが常時いるので心強い。

日本人スタッフが常時在籍

ニューヨークで小さな子供を持つ日本人にとっては、海外邦人歯科クリニックに在籍する小児歯科の専門医ロバート・リム歯科医に頼るといいだろう。長年、日本人患者を診ており、細かな日本人気質も理解しつつ、日米の歯科治療の違いに詳しいからだ。

リム医師は「米国の歯科医師会と小児歯科学会によると、赤ちゃんの最初の歯科検診は1歳未満で実施することがスタンダートとされている」と話す。米国では歯の「予防」に力を入れているのだ。それは乳児だけではない。「例えば、子供が歯に問題を持ったまま登校すると、米国では治療するよう学校からレターを渡される場合があります。この一例でも分かるように、米国では予防治療を社会全体が重要視しています」とリム医師は強調する。

 

子供たちの写真が貼られた明るい診察室

子供たちの写真が貼られた明るい診察室

 

日本との社会常識の違いからも、米国での子供の歯に関しては早めの対処がより大切になってくる。ただ、米国での子供の歯科予防は、いずれ日本に帰国する子供にとって有益になるに違いない。なぜなら、予防をおろそかにし、成長してから日本で治療を受けるよりも、事前に予防治療を受けさせることによって子供自身が自分の歯への関心や意識が高まるからだ。

「子供の歯の健康をどう保つか」。小児歯科専門医のリム医師は、「その一助になるよう積極的に関わっていきたい」と話した。

◇ ◇ ◇

なお、海外邦人歯科クリニックでは、新学期に合わせスクールフォームの記入も行っている。クリニックの場所は、グランドセントラル駅近くとウエストチェスターの2エリア。現在マンハッタンオフィスでは、歯科矯正の無料コンサルテーション+パノラマのレントゲン写真が無料になるキャンペーンを実施中。詳しくは問い合わせを。

受付


〈情報〉
海外邦人歯科クリニック(Overseas Japanese Family Dental P.L.L.C.)
【ウェブ】www.ojfd.com
月―土曜まで診療、完全予約制。電話にて問い合わせ。
〈Manhattan Office〉
【住所】20 E. 46th St, Suite 601 NY, NY 10017
【電話】212-751-5648【Fax】212-838-7820
〈Harrison Office〉
【住所】47 Halstead Ave. Suite 101, Harrison, NY 10528
【電話】914-698-3800【Fax】914-315-6763

(2017年4月15日号掲載)

Share.