「米国における評価・報酬制度の基本」をレクチャー

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HRM Partners, Inc社が経営者・管理職向けセミナー

ミッドタウンのTKPニューヨーク・コンファレンス・センターで5月18日、HRM Partners社が主催する人事労務管理セミナー「米国における評価・報酬制度の基本」が実施された。同セミナーは経営者・管理職または人事担当従事者のみを対象とし、60人限定完全予約制の無料セミナーとして開催された。

米国内で優秀な人材を採用し、その人材が満足し、最大のパフォーマンスを上げ続けられるような給与・報酬・評価制度を作り、会社全体のパフォーマンスを上げていくために知るべき知識がレクチャーされるとあり、会場には熱心な参加者が詰めかけ盛況となった。

登壇したのは主催するHRM Partners社のCOOの三ツ木良太氏で、米国における評価制度の基本、法的に問題となる「すべきこと・してはいけないこと」の整理、日米の報酬制度の違い、米国での報酬に関する考え方などについて解説した。

レクチャー内では具体的な給与レンジ(範囲)の例やそのケーススタディー、金銭による報酬の実例、金銭ではない方法で報酬を与える方法もあること、昇給と臨時報酬のどちらを選択すべきか、昇給の実際など踏み込んだ内容も豊富な資料と共に解説。給与額の決定要因が日米間で大きく異なり、人材流動性の高い米国においては、外部要因を強く意識しながら給与額を決定していくことが大変重要となるなどのアドバイスに真剣にメモを取る参加者の姿がみられた。

同社では人事・労務・雇用・給与・ハラスメントなどにまつわるセミナーや企業内レクチャーを数多く実施している。今後のセミナー開催予定や企業内レクチャーに関する問い合わせ等は同社サイト(http://hrm-partners.com/)右上の「問い合わせ」タブから送ることができる。日本語でも対応している。

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次回セミナーは7月19日(木)で、世界的に注目されているトピック「『セクシャル・ハラスメント防止』トレーニング(有料)」である。近日本紙で情報掲載予定。

HRM Partners社COO・三ツ木良太氏 学習院大学法学部卒業後、日本電信電話株式会社(NTT)入社。渡米後、ニューヨークの組織人事コンサルティング会社でRegional Manager/Project Managerを務め、2009年よりHRM Partners社に参加、現在に至る。

(2018年6月2日号掲載)

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