10月13日〜2024年1月21日(日) JSギャラリー展覧会「アウト・オブ・バウンズ フルクサスと日本人女性芸術家たち」

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Various Artists with Eric Andersen, Ay-O, George Brecht, John Chick, Robert Filliou, Albert M. Fine, Ken Friedman, Hi Red Center, Jack Coke's Farmer’s Co-op, Joe Jones, Alison Knowles, Takehisa Kosugi, Shigeko Kubota, George Maciunas, Olivier Mosset, Serge Oldenbourg, Benjamin Patterson, James Riddle, Mieko Shiomi, Ben Vautier and Robert Watts. Fluxkit, ca. 1969. Digital Image © The Museum of Modern Art/Licensed by SCALA / Art Resource, NY

Various Artists with Eric Andersen, Ay-O, George Brecht, John Chick, Robert Filliou, Albert M. Fine, Ken Friedman, Hi Red Center, Jack Coke’s Farmer’s Co-op, Joe Jones, Alison Knowles, Takehisa Kosugi, Shigeko Kubota, George Maciunas, Olivier Mosset, Serge Oldenbourg, Benjamin Patterson, James Riddle, Mieko Shiomi, Ben Vautier and Robert Watts. Fluxkit, ca. 1969. Digital Image

ジャパン・ソサエティー(JS)ギャラリーで10月13日(金)から2024年1月21日(日)まで、、フルクサスにおける日本人女性アーティストの重要な役割に焦点を当てた初めての展覧会「アウト・オブ・バウンズ フルクサスと日本人女性芸術家たち」を開催する。

1960年代初頭にアーティスト、作曲家、詩人のネットワークとして始まり、国境を越えて新しい芸術表現様式を定義したトランスナショナルなムーブメントであるフルクサスにおいて、日本人女性が果たした本質的な役割を探求する初めての展覧会は、ジャパン・ソサエティーギャラリーの全スペースを使用し、100点以上の作品を展示する。

ムーブメント創設60周年を間近に控えた本展では、久保田成子(1937〜2015年)、オノ・ヨーコ(1933年生まれ)、斉藤陽子(1929年生まれ)、塩見允枝子(1938年生まれ)の先駆的な日本人アーティスト4人の貢献に焦点を当て、フルクサスと1960年代以降のより広範な芸術運動における彼らの役割について考察する。
「fluxusはラテン語で、「流れる小川のように、連続的に移動すること、通り過ぎること」を意味し、フルクサスのアーティストたちが流動性と不確定性の概念を重要視していたことを示しています。絵画や彫刻といった従来の芸術形式を避け、フルクサスのアーティストたちは、映画、音楽、パフォーマンス、出版、大量生産されたオブジェの流用などに新たな表現手段を見出しました。この芸術運動は、偶然の出来事、日常生活のはかないものや行為に芸術的価値や意味を持たせることで伝統的な美的概念に挑戦しました」(主催者)

【会期】10月13日(金)~2024年1月21日(日)
【会場】JSギャラリー(333 East 47th St)
【開館時間】水─日:正午~午後7時
【入場料】一般12ドル、シニア・学生10ドル、JS会員・16歳以下・障がい者および付添者 無料
【詳細】www.japansociety.org

(2023年9月9日号掲載)

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