アメリカ合衆国国勢調査局Steven Dillingham局長の声明 2020年国勢調査における完全で正確な人口計数の実現

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アメリカ合衆国国勢調査局は、2020年国勢調査のデータを収集・処理する業務計画の評価を続けています。本日は、国勢調査員への賞の授与や職員の採用増など、計画の更新情報を発表します。これらの更新は、データ収集および議員数割り当てのための計数を早めて、法の下で定められ商務省長官により指示されている期限である2020年12月31日までに完了させることを目的としています。国勢調査局は、完全な計数を実施し、議員数割り当ての正確なデータを提供し、公衆と職員の健康と安全を保護することに継続的に取り組んでおり、新しい計画はこの取り組みを反映しています。

●完全な計数:現場データ収集の業務を粘り強く実施することにより、2020年国勢調査にまだ自己回答していない世帯から確実に回答を得られるようにします。

●国勢調査局は、完全性を犠牲にすることなく計数の速度を向上させます。修正された計画の一環として、国勢調査局では追加研修を実施し、作業時間を最大まで増やす国勢調査員の功労を称えて賞を授与します。また、時間を最大限に確保するため、計数のための電話とタブレット型デバイスの使用を継続します。

●現場データ収集は2020年9月30日までに終了します。データ処理が開始できるよう、自己回答の選択肢もその日付をもって終了します。国勢調査局は、この計画により、計数困難コミュニティへのアウトリーチも含め、以前の国勢調査で収集した世帯回答と同等の水準を達成することを目指します。

●正確なデータおよび効率的な処理:自己回答と現場データ収集によるデータを国勢調査局の安全なシステムに集めたら、データが完全・正確かどうか確認し、データの処理を効率化し、法定期日に間に合うよう議員数割り当てのための計数を優先する予定です。さらに、フル稼働で業務が行われるよう、職員を増加させる予定です。

●柔軟な計画:業務の順応性を保ち、リソースの追加によって業務の迅速化を図ります。国勢調査局は、引き続き現場作業のデータおよび主要指標を分析し、業務が機敏に行われ、順調に法定提出日に間に合うよう万全を期します。ただし、悪天候などの自然災害により複雑な状況がさらに発生するなど、どうすることもできない事象が起こることは、もちろんありえます。

●健康と安全:職員と公衆の健康と安全を今後も優先させていきます。職員は、連邦、州(state)、および地方のガイダンスに引き続き従います。これには、現場職員に適切な安全研修や個人用保護具を提供することも含まれます。

国勢調査局は、2019年7月11日に発せられた大統領命令13880号と2020年7月21日に発せられた大統領覚書の要件に応える取り組みを続けます。専門家のチームが、これに用いる方法と選択肢を検討しています。適切な行政データの収集および使用は、引き続き行われます。

国勢調査局は、2020年国勢調査を完全かつ正確に実施することに力を注いでいます。これまでに、全国の全世帯のほぼ63%にあたる9300万世帯が2020年国勢調査に回答しています。成果を上げている革新的なインターネット回答の選択肢を土台にして、今後数週間で全国のコミュニティに配備される臨時職員を含む国勢調査局の献身的な職員たちは、正確な数を数えられるよう懸命に取り組んでいきます。

全国で行われるこれらの取り組みに対する、コミュニティベース、企業、州(state)、地方、部族の何百万ものパートナーによる支援に感謝いたします。2020年国勢調査は、私たち全員のものです。まだ回答していない方をご存じでしたら、2020census.govからオンラインで、または電話か郵便で今すぐ回答するよう勧めてください。

(2020年8月15日号掲載)

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