「職人」の技が光る、手ぬぐいや半纏など本染製品を展示販売

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WUHAO NEW YORK、各種手染めワークショップも同時開催

日本の手染め製品を世界に発信する「うーはおニューヨーク(WUHAO NEW YORK)」は4日から26日まで、ロングアイランドシティのアートスペース「レゾボックス(RESOBOX)」で手ぬぐいや半纏(はんてん)など本染製品の展示販売会を開催する。

同展は、モノづくりに焦点を当て、なかなかスポットライトのあたることのない職人たちにもフォーカスしていく「『職人』コレクション」と題したシリーズ企画となっており、第1回となる今回は、岩手県盛岡市より110年続く染工場の巴染工株式会社が参加。

「伝承と革新」をテーマに、300年以上続く盛岡八幡宮の秋祭りでまとわれている手ぬぐいや半纏などを中心に展示販売、手ぬぐいや半纏を染めている若い世代の職人たちも実際に紹介する。

7日にはオープニングセレモニーを開催し、巴染工第五代社長の東條誠氏が来米。当日会場では、インターネットを使って同工場の風景を中継で紹介したり、職人たちとニューヨーカーが時間の共有を楽しむ。来場者には、オリジナル手ぬぐい「盛岡三大麺」柄手ぬぐいのプレゼントも。参加申し込みはウェブサイト(bit.ly/31jGvpO)まで。

また、手染めを体験できるワークショップとして、9日には東條社長が講師を務める「藍染め絞り手ぬぐいスカーフ制作」(resobox.com/event/natural-indigo-tie-dyeing-tenugui-scarf-workshops/)を、17日と24日には「うーはおニューヨーク」のキッペンブロック琉璃氏を迎えた「抜染染め手ぬぐい」(resobox.com/event/discharge-dyed-tenugui-workshops/)を開催する。参加希望者はウェブサイトから申し込み可能。参加費はともに40ドル(材料費+手ぬぐい費用込み)。

◎情報
【日時】11月4日(月)〜26日(火)
【会場】RESOBOX LIC
【住所】41-26 27th St, Long Island City
【ウェブ】resobox.com/exhibition/shokunin/

(2019年11月2日号掲載)

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